なぜ建設業?
所属企業の本業が建設業で、普段から建設業監督担当者との対面の機会が何度かあり、そこで「今一番大変なことはなんですか?」と聞いてみたところ「写真管理が大変」とのお声を頂いたことから始まりました。
主に写真管理のどこが大変?
話を聞く限り、建設業界のIT化はまだまだ進んでおらず、写真管理もデジタルカメラや自前のスマートフォンなどで撮影したものを、PCに取り込んで管理するというものでした。
ここであった大きな課題は2つでした。
- 写真の枚数が多すぎて欲しい写真がわからない
- 黒板を持ちながら写真撮影が難しい
まず上記の課題をどうにか解決できないかとご相談があり、写真管理アプリ制作を提案致しました。
アプリ制作へ
納期が短かったこと・イチからアプリ開発を始めることは初めてだったということもあり、試行錯誤を繰り返しながらアジャイル開発にて進行しました。
チームメンバーは2名でしたが、お互い初心者ということもあり、進行中に様々な障害・壁にぶち当たりながらも無我夢中で開発を進め、なんとかリリースまで持ち込むことができました。
要望への解決法は?
要望へはそれぞれ以下のように応えることで、実際業務軽減に大いに貢献してくれたとユーザーからお声を頂いております。
Req 写真の枚数が多すぎて欲しい写真がわからないから、わかりやすくしてほしい
Ans ここは写真を取る前後で写真ファイル名を決める動作を入れることで、後の作業効率向上を図っています。また、同時に予めフォルダを作成することで、PCを操作している感覚(Windows:フォルダーウィンドウ MacOS:Finder)のように操作出来る仕様です。
Req 黒板を持ちながら写真撮影が難しい
Ans これは写真撮影の際にAR技術を用いて、架空の黒板機能を付与しました。撮影前に必要な記入情報を入力することで、撮影画面に黒板が出現し、任意の場所で撮影する事ができます。
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