春の新作リップ広告ポスター

独学でデザインを勉強していた頃の制作物になります。

制作の目的

制作の主な目的は2つ。

「商品の持つ機能性や美しさをどう伝えるか？」というマーケティングの視点と、「この商品自体にどんなイメージを持たせるか？」というブランディングの視点を持ちながら制作する練習をするため。
駅内や街中に掲示される化粧品ポスターを想定しているため、通りがかった人の記憶に残るようなインパクトのあるデザインを制作する練習をするため。

『春につけたくなる、心ときめくリップスティック』

女性はリップを複数持っている人が多く、その日の気分や流行りでチョイスするリップは変わります。

このポスターをデザインするにあたり、女性にとって「春になったらこのリップをつけたい」と思わせることを目的に、春の暖かさ、高揚感を想起させるデザインを目指しました。

また、春は出会いの季節とも言われるため、赤に近いリップカラーに関しては「新たな恋を促すようなリップ」というテーマも絡めました。

10〜40代の女性

幅広い世代の女性に手にとってもらうため、決して子供っぽくなく、かといって手を出すのに敷居が高いとも思わせない、ナチュラルで親しみやすいブランドイメージを持たせることを意識しました。

以下が制作物になります。

駅構内や街中に掲示するポスターを想定しているため、顔のアップの写真を用いて文章を少なくすることで「パッと目を引かせる」ことを意識した。また、アップの写真で実際のリップの質感が伝わるようにした。
全体の色味を大まかにピンク、グレー、ベージュの暖かい色味に絞り、「春」を想起させる柔らかさ・女性らしさを出した。
写真の枠をただの白ではなく紙の質感の素材を使用することにより、温かみ・親しみを持たせた。
写真の一部にそれぞれ透明度の違う白を重ねることにより、冬から春への季節の移り変わりをイメージした。

使用ソフト：Photoshop