RUCO
三重県四日市市の住宅街にひっそりと佇む、青い扉が目印の隠れ家カフェレストラン『RUCO』のWebサイト
01. 基本情報
制作日数:50日
担当範囲:すべて
使用ソフト・技術:
HTML / Sass /JavaScript / jQuery / PHP / Illustrator / Photoshop / XD / Animate / Visual Studio Code
URL:https://zumiino.org/ruco/
02. コンセプト
三重県四日市市の住宅街にひっそりと佇む、青い扉が目印の隠れ家カフェレストラン、RUCO様にご協力いただき、お店のWebサイトを制作させていただきました。
RUCOの穏やかで落ち着く雰囲気や、美味しい料理など、お店の魅力が見た方に伝わるようなWebサイトになるようにこだわりました。
03. 制作過程
03-1. ヒアリング
まず初めに、お店の方にヒアリングを行いました。
様々なヒアリングシートを参考にし、自作のヒアリングシートを作成しました。
●RUCOの雰囲気を感じとってほしい
●女性らしい柔らかいデザインに
●動きのあるWebサイトに
RUCO 様のご要望としては、Web サイトを見た方にお店の雰囲気を感じとってほしい、若い女性のお客様がターゲットなので、女性らしい柔らかなデザインにしてほしい、また、動きのある Web サイトが好みなので、動きがある Web サイトにしてほしいとのことでした。
03-2. 使用する色・フォントを決める
ヒアリングが終わり、ご要望を考慮しながらWebサイトに使用する色を決定しました。
お店の雰囲気を感じとっていただきやすくなるよう、実際に店内に使用されている色を使うことにしました。
扉のブルー、外壁のアイボリー、内壁のブルーグリーンから色をとり、5色に決定しました。
フォントは、上品で落ち着いた印象のヒラギノ明朝 ProNを使用しています。
03-3. イラスト作成
女性らしい雰囲気にする為に、線画を多く取り入れようと思い、自分でイラストを描いたり、写真をトレースしたりしました。
スパゲッティの写真のトレースは、一番骨が折れましたが、とても楽しかったです。
Webサイトに使用しなかったものも含めると、結構な数になりました。
03-4. デザイン作成
それから、XDでワイヤーフレームを作成しました。
● トップページ
・About(お店の紹介)
・Menu(メニューの説明、メニューページへのリンク)
・Instagram(お店のInstagramアカウント、#投稿)
・Shop info(お店の情報)
●メニューページ
・通常メニュー
・期間限定メニュー
・ドリンクメニュー
上記の構成で制作しました。
03-5. コーディング
デザインが完成したら、さっそくコーディングに取り掛かりました。
今回の作品は、要素の重なりが多く、position:absolute;を多く使用したので、要素の重なりの意識を身につける良い機会になりました。
理想のデザイン通りにコーディングすることに苦戦することも多かったですが、それも含め、制作していて楽しかったです。
04. 工夫した点
ファーストビューは、お店の特徴である青い扉の写真を使用しました。
メニューは、パソコンではグローバルメニュー、モバイルではハンバーガーメニューになるようにしました。
下にスクロールすると、このような画像があります。
住宅街にひっそりと佇むお店には、小窓はありますがレースのカーテンがかかっているので、中の様子がぱっと見ただけではわからないです。
入店してみないと中の様子がわからない、どんなお店なんだろう?といったわくわく感と、少しだけミステリアスな雰囲気を表現する為に、画像をずらして配置したり、一部分をモノクロにしました。
RUCOのランチは、メインとデザートとドリンクのセットメニューなので、その説明と、わかりやすいように画像も用意しました。
こちらの画像は、Adobe Animateで回転し続けるように作りました。
お店のアカウントの下には、#caferucoで投稿された写真をスライドショーで表示しています。
お店の投稿の方にも#caferucoを載せていただけないかお店の方にお願いをして、載せていただけることになりました。
お客様にも#caferucoでInstagramに写真を投稿してもらいやすくするために、ボタンも設置しました。
こちらはメニューページです。
カードのようなデザインにし、人気メニューやテイクアウト可能メニューには、リボンをつけて分かりやすいようにしました。
05. 完成作品
作品URL:https://zumiino.org/ruco/
06. まとめ
実際にあるお店の方にご協力いただき、一から Web サイトを制作するのは初めての試みで、とても良い経験をさせていただくことができました。
最後まで何度も悩み、こだわることが楽しく、さらに Web デザイナーとしてこれから活動していきたいという気持ちが強くなりました。
新しい技術やアプリケーションを使用したことで、以前よりもできることが増え、もっと様々な制作に挑戦したいという制作意欲が湧きました。
これからも、普段から様々なデザインに触れて、デザインの幅を広げ、新しい方法や技術を取り入れながら、知識を深めていきます。