【コンペ提出物】mederi株式会社様『mederi pill』 マーケティング戦略企画
ローンチ前の『mederi pill』マーケティング施策のコンペに参加しました。結果は不採用でしたが、実際の企業案件でマーケティング施策を考案するプロセスを体験することができ、とても勉強になりました。
①案件定義
●クライアント
mederi株式会社様
●案件内容
SHElikes利用者全員へ考案機会を与えられたマーケティングコンペ。『mederi pill』新規集客数アップのためのペルソナ設計とマーケティング施策を立案。
●目的
新規顧客の獲得
●用途
『mederi pill』本ローンチの際のマーケティング施策に活用される。不採用の案もリアルな意見として参考にされる。
●提供のあった情報
・『mederi pill』事業内容の説明
・『mederi pill』が抱えている課題の開示 (=社会が抱える課題)
・現在のターゲットの開示
(年齢:20代後半〜30代女性・10代学生、マインド:生理トラブルを改善したい、QOLをより向上させ快適に日々を送りたい、体のケアのためにピルを利用したい、悩み:生理痛がひどく毎月憂鬱な気持ちになる、PMSがひどく仕事に集中できないことがある)
②考察の方向性
mederi様から「女性にもっと生理痛やピルなどの正しい知識に興味を持ってもらい、QOLを高めるための選択肢の一つとしてピルを知ってほしいが」と伺ったことから、私自身の状態がまさしくそれに近しい状態であったため、私自身をペルソナに設定し、自身の思考と感情に向き合い分析に役立てました。
③成果物
日々の自覚症状は重くはないが、仕事に家事に育児に大変な毎日を送る中で、自分のため、ひいては家族のためになるような、自分の状態をより良い方へ保てるサービスやものに関心が高まっている女性をターゲットに想定。
(例:共働きでワンオペ育児中の女性、シングルマザー等)
⑤努力したポイント
●経験則からだけでなくSNSでリサーチを行い、よりリアルで現実的なものに仕上げた
カスタマージャーニーマップを作成する際、個人的な考えに偏らないよう、ターゲットにあたる親族やSNS上で「#生理」で投稿しているツイートにざっと目を通しました。
置かれている環境やターゲット本人の考え方によってさまざまな葛藤や解決策があると知りました。その中でmederiは何ができ、どんな状態へ女性の感情を持っていけそうかという想像力を持てるようになり、マップを完成させることができました。
●競合のサービス内容を把握し、クライアントの"らしさ"を念頭におきながら課題改善策を考える
差別化を図る意味で競合リサーチを行いました。人と同じで、似たような業態の企業でも打ち出しているサービスに差があったり、または打ち出し方に違いがあったりします。そこからmederi様らしさを把握し、損なわないように改善策を提示させていただきました。
⑥学んだこと
●企業の"在り方"を理解しマーケティング施策に取り組むことの需要性
mederi様の事業内容や抱える課題を詳しくヒアリングできたことで、クライアントが実現したい社会を念頭におくことができ、マーケティング施策の目的を明確にしながら取り組むことができると実感しました。