【SHElikes マルチクリエイターコース課題】LPデザインカンプ制作
SHElikes マルチクリエイターコースの課題で架空のコワーキングカフェLPのデザインカンプを作成しました。【制作期間:2週間】【使用ツール:Illustrator】
■要件
クライアント名: WORK,inc.
女性向けのビジネススクールを展開している。会員は20~30代の女性が多く、キャリアアップのためにビジネススキルを学び、さらにそのアウトプットの場として定期的にビジネスコンテストなどのイベントも開催されている。
目的:会員様限定のカフェ&コワーキングスペースをオープンすることになり、利用方法やアクセス情報を載せたWeb サイトを制作したい。/ WORK rounge Aoyama について知ってもらいたい。
ターゲット:ビジネススクールWORK の会員様 / ビジネススクールWORK の会員ではないがWORK が気になっている方
トンマナ:ペルソナを参考にして制作してほしい。
■ペルソナ
クライアントから提示されたペルソナは以下の通り。
■制作過程
クライアントからの要望を元に、参考サイトを活用探しながらワイヤーフレームを作成いたしました。デザインの意図については以下の通りです。
・ワークスペース×カフェということなので、普段忙しい働く女性が気軽な気持ちで足を運べるような、柔らかい印象を心掛けた。仕事の前後や休日、少し羽を伸ばしてのんびりしたい時など女性のライフスタイルに寄り添うことのできる、あたたかい居場所をイメージ。
・サイトの訪問者が自分に投影できるよう、コンセプトのメインビジュアルは、顔の見えない女性とした。
・このワークスペースならでは特徴が伝わるように4つのポイントに集約して魅力を伝えた。
・多様な働き方が存在する現代だからこそ、料金体系も多様化することで、ライフステージや働き方に合わせてユーザーのニーズに応えられるようにした。
■デザインカンプ
最終的に作成したデザインカンプは以下の通りです。
■今回の課題を通して学んだこと
・要件の読み込みから、細かなデザイン制作までの、WEBデザイナーとしての一連の流れ
・デザイナーはアーティストではないので、自身の独創性を追い求めるのではなく、クライアントの要望をしっかり汲み取りデザインとして形にすること、に注力するべき。
・配色を決める際は、顧客の要望はもちろんだが、既に使用を決めている素材があればそちらも考慮に入れる必要がある。
・デザインは絶対的な正解はない世界なので、人の作品を見て「間違った!」と思うのではなく「この人はこんな風に考えたのか」と前向きにその作品から学ぶ姿勢を身につけるべき。
■頑張った・工夫したポイント
・(頑張ったポイント)はじめの情報設計、WFの作成に時間をかけた。集中してしまうとつい、クライアントの要望を忘れて自分の作品に没頭してしまうため、WF制作中も何度も要件書に立ち返り、クライアントの意向から外れていないかを確認するようにした。
・配色のバランスに苦戦。白黒で配置を決めた後、配色の参考書を基にベースの3色を決めたものの、使用している素材の色の存在をすっかり失念しており、全体的にバラバラとした印象に。結果、素材の色も踏まえ、全体の配色を切り替えることになり想定以上に時間をかけてしまった。
・(工夫したポイント)まだまだ自分のデザインに自信がない分、各項目手本とするデザインを探すことに時間をかけた点。工夫というほどではないが、自分なりに配置をパパッと適当に決めることもできたなか、外部から納得できるデザインを探して自分のイメージを固めることに時間を割くことができたのはとても学びが大きかったように思う。
■今回の課題の感想
学んだことの記載と重なるが、WEBデザイナーとしての核になるスタンスを学ぶことができたように思う。これまでは他人の作品を見て、自分にはない発想に驚き、自分の作品を「間違い」と捉えてしまうことが多かったが、当然デザインに絶対的な正解はないため、自分の作品もまた正解であると捉えるべきだと気がついた。まだまだ自分自身の発想力やデザインスキルに自信がなく、人と比べて落ち込んでしまうことも少なくないが、今回の課題④では自分の納得できる作品を作ることができたと思う。この経験を自信に変えて、引き続き挑戦する姿勢と、周りから学ぶ姿勢を持ち続けていきたい。