【実践課題】バナー制作

【Instagram】

【Twitter】

●課題概要

実際にクライアントから案件を受け取ったことを想定したバナー制作。

●要件定義

＜クライアント＞　English Girls
　20代の女性をメイン顧客とする英会話教室。全く英語が話せない苦手意識のある方でも通いやすい初心者歓迎のスクール。ビジネスの場で活用するというより、趣味で学んだり外国人の方との交流を図ってみたい人向けのライトなスクール。

＜依頼内容＞
　来月20日から期間限定でお友達紹介キャンペーンを実施しようと思っています。SNSで配信する為のバナー制作をお願いいたします

＜目的＞
キャンペーン利用での入会者を増やす（2週間の実施期間で50名獲得目標）

＜ターゲット＞
20代女性。英語初心者。趣味で英語を学びたいと考えている方。

＜掲載場所＞
・Instagram（通常フィード）
・Twitter

＜その他特記事項＞
バナーの飛び先はキャンペーン用のLP。

＜必要要素＞
・一緒にお得！
・夏のお友達紹介キャンペーン
・あなたにもお友達にも5,000円プレゼント
・期間：2020年8月20日〜9月30日
・キャンペーン内容にマッチした写真
＜提供素材＞
・English Girlsのロゴ

●情報設計

　興味・関心→アピール→情報（日程）→アクション（バナータップ）というユーザーストーリーを想定し、アクションに至るまでのユーザーの目線をZ字に誘導するように要素を配置しました。
　また、キャンペーンタイトル（何のキャンペーン？）とキャンペーン内容（特典は何？）がユーザーにとって重要だと考え、センターで大きく目立つようにしました。　

■配色

　ベースカラーは白と黒を使用。黒は少し明度をあげて、強くならないように調整しました。メインカラーの水色＃36e0d7と黄＃f4d13bで、夏らしさを演出。
　全体的に、はっきりした色味にし、キャンペーンと夏の雰囲気を出しました。

●こだわりポイント

■タイトル

　４色をバランス良く組み合わせ、タイトルのみ違うフォントにして、インパクトを出しました。
　タイトルが長いので、読みづらならないよう、「夏の」や「一緒におトク！」を遊びのあるデザインにして装飾的にしました。
また、Instagram用は右上がりに角度をつけることでより、タイトルの勢いを出しました。

■5,000円プレゼント

　「5,000円プレゼント」はこのキャンペーンの一番魅力的なポイントだと考え、アクセントカラーの黄色を使用し、さらに、白フチと黒のドロップシャドウをつけることで強調しました。

■ボタン

　「詳細はこちら」はメインカラーより濃い色のドロップシャドウをつけることで、ボタンのイメージにして、タップを促すデザインにしました。

●課題を通して学んだこと

・クライアントの要望をもとにした情報設計の仕方、配色・デザインの決め方を学びました。
・フォント・写真の探し方・ダウンロードの仕方を学びました。
・異なるサイズ（TwitterとInstagram）のデータの作り方、配置の仕方を学びました。

●頑張ったポイント

・配色
　ポップ＝ビビットな色味と思い配色を考えました。5,000円などの強調に赤を使いたかったので最初「赤と黄」にしていましたが、それだと夏感があまり出ず、試行錯誤しました。最終的に、赤色を諦め、「水色と黄」で調整しました。スミ文字も明度をどこまであげるかで、微妙な違いを数度試しました。
・フォント
　ロゴがサンセリフで、クライアントの要望がPOPにということもあり、基本は角ゴシックにしました。しかし、普通のゴシックだとタイトルの印象がただの情報に見えてしまったので、そこだけデザイン性のあるフォントにて楽しい雰囲気を出しました。

・その他
　助詞はQ数下げてメリハリをつけました。

●課題の感想

　情報設計・配置はわりと自分の中の方向性が早い段階で決まったのですが、フォント・写真・配色が自分の中でなかなか納得できず、何度も試行錯誤しました。
　配色を最後の最後に変えたのですが、最初にしっかり季節も踏まえて色を決めていたらよかったと思いました。
　写真はフリーで見つけるには限界があり苦労しました。
　文字間や大小のメリハリなどにもかなりこだわったので時間がかかりましたが、ちょっとずつ変更しながら、試行錯誤し、自分の中で納得するデザインにブラッシュアップしていくのは楽しいです。