【架空】酒屋(グラフィック)

OVERVIEW

三軒茶屋で酒屋を運営する架空店舗「はせがわ酒店」のチラシ想定した制作

YEAR 2023

✳︎ 目次

  • 目的とルール
  • 仮想クライアント
  • ベンチマークと戦略
  • ポイント
  • 完成イメージ

【制作期間】4日間(考案・情報収集:1日 / 制作期間:3日)実質作業時間約16時間
【使用ツール】Illustrator / Photoshop

✳︎目的とルール

・仮想クライアントの依頼に応じたグラフィックの制作
・チラシによる集客および売り上げの貢献
・サイズ、用紙方向、カラー:H297×W210mm、縦、フルカラー、両面

✳︎ 仮想クライアント

・三軒茶屋で酒屋を営む「はせがわ酒店」のグラフィック作成
・先代から店を引き継いだ二代目店主長谷川さん(27歳)が運営中
・若い世代にお酒の文化を広め販路を拡大していきたい想いが強い

✳︎ベンチマークと戦略

 三軒茶屋は老若男女問わず様々な人が暮らし訪れる世田谷区屈指の繁華街である。下町の人情味あふれるお店やネオン看板が光る映えを意識した店構えのお店が軒を連ねている。そのような街で酒屋があったと仮定した場合どのような戦略とデザインが必要だろうか?

一つ目はパッションで勝負すること。昔から続く酒屋と聞くとどこか古臭いなという印象を抱くのではないだろうか。若い世代に販路を拡大していきたいとなるとキャッチーかつモダンな色合いとスタートアップらしさが「古臭い」というイメージを払拭できる表現であると考えている。

二つ目は専門性と差別化。取り扱う商品はスーパーで売っているものではなくここでしか販売していないようなお酒であること。「このお酒初めて見た!」「ずっと探していた!」という希少性が高くかつ美味しいお酒を販売しリピーターを獲得する。

三つ目はこだわりのお酒を提供すること。今は健康ブームであるためアルコールは基本的に敵であり業界的に下火傾向で若者の酒離れは著しい。確かにアルコールは体に悪影響があるかもしれないが心への健康はいいと私は考えている。一日に口にできる食事や飲み物の量は決まっていているからこそ一杯一杯を大切にしていく考えを啓蒙していくとともに、何も考えずにお酒を嗜む習慣から、酒蔵の想いや背景を感じながらお酒を口にする楽しみを広げていくことができたらファンを広げていくことができると考えている。

✳︎ ポイント

コンセプトは ”こだわり強めのモダン酒屋” です。

レジ横や店先での配布を想定して、表面を見て3秒で手に取りたくなるような訴求を意識。表面はイラストで目を引いたあとテキストへの導線。表面にビジョンを掲げ、パッションを訴求。全体的な色合いは淡い青を中心にモダンな印象に。裏面はどんなお酒が入荷したかと一目でわかるようなデザインを意識しました。Google Search Console上において「日本酒 + 産地」というキーワードは検索ボリュームもあることから産地にこだわるエンドユーザが多いと仮定し、お酒一つ一つに産地を記載しお店としても「国産のお酒」にこだわる。

✳︎ 完成イメージ(H297×W210mm 表面)

✳︎ 完成イメージ(H297×W210mm 裏面)