(株)DATAFLUCT様 青果物のAI価格予測でスーパーの仕入れを支援「Fresus」のUI/UX
各市場での青果物の現在価格の可視化や、生産量や天候などさまざまなデータを基にした将来価格の予測を可能にするサービスの、要件定義、デザイン作成を行いました。
Fresusについて
「青果物」は、商品コードやSKUによる管理がされておらず、一般的な商品で行われている物流・販売の情報管理が難しいという課題があります。また、価格の変動が大きく、保管期間が短いといった特性もあります。
また多くの小売店では、バイヤー個人の経験と勘に頼った仕入れ業務が行われており、人材不足やノウハウ継承の課題があります。仕入れ業務が属人化されたままであることで、自動発注やダイナミックプライシング、リアルタイムに柔軟に販促を行うなどの施策が難しくなっています。
「Fresus」は、データの活用によって、これらの課題を解決し、小売店の仕入れの支援を行うサービスです。
詳細は以下のリリースをご覧ください。
青果物のデータを統合し、現在価格の可視化・将来価格の予測で、流通や仕入れのロスを解消 リアルタイムな販促を実現する『Fresus』β版の事前登録を5月11日(水)より開始
サービスの要件定義、UI/UXを支援
弊社では、以下の業務を行いました。
・画面要件整理・定義
・ワイヤーフレームの作成
・デザインシステムの設計
・プロトタイピング
・開発実装用デザイン
チーム参加した時点では、画面に関する要件はほぼ固まっていない状態でしたので、ユーザーストーリーマッピングなどのノウハウを活用しながら、開発の要件整理、優先順位の整理などから支援させていただきました。
その後、仮説ベースでのプロトタイピングを進め、細かく議論しながら画面設計を詰めていきました。ツールはAdobe XDとFigmaを利用しました。
今回のプロジェクトでは、以下のようなフィードバックを先方からいただきました。
「青果物の仕入れ業務について知識がないことを不安に思っていたが、仮説ベースでの提案を進めてくれたので期待以上だった。要件が固まっていないところから、仮説ベースで画面を作って議論を進めることができたのがよかった。」
弊社としても、先方の、プロジェクトの推進に長けたPMや、データのプロフェッショナルの方などで構成された少数精鋭チームでのプロジェクトで、大変良い経験と刺激になりました。