Excelに変わる集計表の作成 & 提出ができるWebアプリを開発
Excelに変わる集計表の作成 & 提出ができるWebアプリを開発して、業務をデジタル化しました。
自分の父親は鳶職の社長で、毎月元請けの会社に集計表 (人員数や残業時間、経費を記載した表) を提出する必要がありました。
集計表を作成するのは母親の担当でしたが、母親も仕事と家事で忙しく、父親にも提出期限が迫ってくるので、月末はいつも喧嘩になっていました。
そこで、父親が自分で集計表の作成と提出ができるWebアプリを開発して、2人を助けてあげることにしました :)
以前までは、以下6つのステップで作成から提出までを行っていました。
- 空の集計表をExcelで作成して印刷する
- 毎日手書きで人数や残業時間を書き込む
- 月末に手書きの集計表をExcelに打ち込む
- 合計等の計算ミスがないか確かめる
- 打ち込んだ集計表を印刷する
- FAXで元請けの会社に送信する
とてもアナログで手間もかかり、1つ1つが喧嘩の原因になっていたのですが、Webアプリで全て改善していきました。
まずは手作業で作成していた空の集計表を、毎月分自動で生成されるようにしました。
次に、手書きで行っていた書き込みを入力で行えるようにしつつ、合計も自動で計算されるようにしました。
他にも、Excelのように行の操作も行えるようにしました。
全体のプレビューも見ることもできます。
最後に「集計表を提出する」ボタンをワンタップするだけで、元請けの会社に提出できるようにしました。
FAXからWebメールでの提出になるので、元請けの会社の方にも受信できてるか確認してもらったり、協力して頂きながら提出環境を整えました。
ホーム画面では、過去に提出した集計表のプレビューを見たり、集計表を提出したか確認することもできるようにしました。
父親がこのWebアプリを利用するようになってから、月末に集計表がきっかけで喧嘩になることが0になりました。
他の会社では経費担当がいたりするので、自分で一貫してできるシステムは凄い!と元請けの会社周りでも評判になりました :)