【テクノロジー×表現で世界へ!】TECHS.2019 in TIMM

OVERVIEW

渋谷DESEO、DESEO mini with VILLAGE VANGUARDの2会場で行う、テクノロジスト、クリエイターとアーティストのコラボイベント「TECHS.2019 in TIMM」に映像クリエイター、VJとして参加しました。

YEAR 2019

ガールズユニットBANANALEMONとコラボし、演出、映像制作、システム設計を担当しました。

  • 実施日:2019/10/29
  • 担当:映像制作、演出、演出に関わるシステム設計
  • チームメンバー:10名
  • 使用ソフト:TouchDesigner
  • 使用言語:Python

【ライブコンセプトに即した映像制作、演出】

今回のイベントのコンセプトは、透過型スクリーン「WonderScreen」を使用したライブ演出を通し「テクノロジーでライブを拡張しよう」というものでした。

つまり、WonderScreenに映し出される「映像」とアーティストによる「歌とダンス」のコラボレーションイベントです。

映像が主役になりすぎてはアーティストのライブ演出として成立しませんが、逆に主張がなくてはコラボとはいえません。また、単なる2次元映像を流すだけでは折角の透過型スクリーンの意義が半減してしまうという懸念もありました。

そこで今回、私は「仮想空間のライブ演出」をコンセプトにガールズユニットBANANALEMONのライブ演出、映像制作を行いました。


具体的には、「各パート毎にメインとなるメンバーが目立つような映像演出」と「仮想空間と現実空間のシームレス化」です。

本番当日には、各メンバーが入っていた"ボックス"のオブジェクト(映像)の位置合わせを行い、音信号をスケール値に反映する為の調整を行いました。

冒頭の「階段を上っていった先にBANANALEMONが現れる」という演出は、先にアーティストが見えてはいけない為照明さんと連携を取る必要がありました。

本番までチームとして、うまく連携をとりながら取り組むことができたと思います。


【TouchDesigner】

音とリンクさせた映像演出が可能になり、よりライブ感を味わえる為使用しました。


【Python】

今回、仮想空間内にあるオブジェクトの移動や爆発するタイミングをスイッチングで行っています。その際のシステム制御に使用しています。


BananaLemon

スウィートでキュートなバナナ、ほろ苦くクールなレモンの二面性をテー マに、既存のガールズ・グループの概念にとらわれない東京生まれの “Squad”(スクワッド=仲間を示すスラング) として結成。


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