Creative Concept
名刺入れにしまわれて終わり、ではなく、確実にインパクト与えつつ手元に残す
今回新しく名刺を制作するにあたっていくつかアイディアを考えていましたが、「どうせ作るなら人の印象にちゃんと残るものを作りたい」という思いを大切にしてラフを選定しました。
その目的を達成するために、人から名刺をもらった時の行動を改めて考えてみたところ、「素敵な名刺をもらったとしても、名刺入れや名刺ファイルにそのまま入れられてしまう。こだわって作ったとしてもそうやって奥底にしまわれてしまっては、渡した側は勿体無いし、もらった側としてもかさばって困ってしまうのではないか」という思いが強まりました。
そこで、「もらった後、何かの形で使える名刺」というコンセプトで作ろうとした結果、コースターという形にたどり着きました。
個人制作として今一番力を入れているイラストをアピールする
コースターという形を選んだ理由としては、「自分のイラストがグッズとして有効に扱えるものだと感じてもらいたい」という意図があります。この名刺の制作当時、個人制作ではiPadを用いたイラスト制作に一番力を入れており、「自分の描いたイラストをグッズなどで活用できることをアピールできる何かが欲しい!」と考えていました。そこで自分の名刺をコースターにして、そこに自分のイラストをデザインに入れることでその目的を達成しようと考えました。
イラストのタイトルに合わせて配色を決定
このイラストのタイトルが「CMYK」だったことから、配色はシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色で構成しています。シアンとマゼンダは、視認性と判別性の高さから自分のTwitterとInstagramのアカウントのQRコードのところに使っています。
Image
Detail
■制作期間
1週間(アイディア出し〜納品)
■制作ツール
[イラスト] Procreate
[デザイン] Illustrator