とあるフレンドがとある日、「裏実績で5000時間と10000時間プレイの実績があるらしいので、実証するために24時間配信を始める!」と言い始めて、配信をはじめました。ですがこのゲーム、基本「山に落下してくるオブジェクトを眺める」「数時間~2日ぐらいに1回の割合で起きる破滅イベントをキーボード乱打で回避する」ぐらいしかやることがなく、「視聴者がほぼいない状態で10000時間やることになるのでは?」と思ったのがこのゲームのMOD作成するに至った敬意となります。
[開発目標]
配信プラットフォームがTwitchということから、ユーザー参加出来るものを作る
[第一弾]
Twitch連携するためにTwitchLib.Unityを実装する。ということで始めたのですが、山のUnityが5.6.6であり、TwitchLib.Unityが対応しているのはUnity2017以降で合ったため、実装を断念。ですが、ユーザー参加は必須機能と思っていたため、「WinApp+山」という形式を取ることで進めました。
また、初回連携機能として、山本来に実装されている機能として、隠しコマンドによるパーティクル演出をチャットコメントから取得し実行することとしました。
ですが、ゲームの仕様上隠しコマンドは1度しか実行できず、一度実行すると演出解除ができないというものでした。それでは困るため「1分間継続後演出停止。コマンドは再度受付可能状態にする。」という改造も行っています。
次の画像は、「コイン」コマンド実行時の演出です。
[第二弾]
配信をはじめて100時間経過したあたりから「山神様」という通称がつきはじめ、固定ユーザーが「参拝」に来るようになりました。このことから「おみくじ実装したら面白いのでは?」という話が上がり、以下の機能を実装することになりました。
- 鳥居の実装
- おみくじボイスの実装(様々な人に依頼 現在14人収録)
- おみくじに合わせてアバターが演出(実装アバターはすべて他に活動している人を模しているジェネリックアバター[配信者がそういう活動をしているため])
- 専用カメラアングルを実装
という内容で進んでいきました。
今回の実装内容は今後も拡張していくのがわかっていたので、実装を容易にできることに重点を置き実装しました。
また、アバターやカメラアングル自体もAssetBundleによる持ち込みのため、配信者の人でも作成できる難易度に落とすことができています。
次の画像は、おみくじ引いたときの演出です。
[第三弾]
まだ未実装ですが、ロードマップがあり今後も拡張が予定されています。
これらのアップデートを行ってきた結果「喋らない・動きがほぼ無い」という状況にも関わらず、24時間の平均視聴者数が10人以上をキープしており、私のフォローしてるビートセイバー配信者の中でも、常に上位に位置する配信になっています。
こちらのソースコードについては、著作権の問題と他には真似できない配信を目指していたため、Githubにコードは公開しておりません。
配信は続いているため、よろしければTwitchの方を見て頂けたらと思います。
Steamの商品ページは以下のものとなります。