京都ホテル四衣 Instagramリール動画

OVERVIEW

架空ホテルのInstagramリール動画を制作しました。(制作期間:2日 制作時期:2023年12月)

YEAR 2023

【クライアント】

京都でホテル「四衣」マーケティング担当者。
ホテルコンセプト:五感で楽しむ上質京都ステイ


【依頼内容】

いますぐ京都に旅行に行きたくなるような、魅力的なインスタグラムのリール動画を提案してください


【ターゲット】

  • 大人の女性(20代後半〜30代半ば)
  • カップルや夫婦、お友達と大人な贅沢旅がしたい
  • おしゃれな部屋に泊まりたい
  • 上質な体験や食事がしたい


【サイズ】
横1920×縦1080px


【制作年】

2023年12月


【担当】

情報設計 / 文章作成 / 動画編集


【使用ツール】

Premiere pro


【写真・素材】

ご提供いただいたものとフリー素材を使用


【工夫した点】
今回の動画は五感の中でも特に聴覚に焦点を当てました。
BGMはどこか懐かしさを感じつつも先進的な印象を受けるJAPAN HIP-HOPのような曲調のものを選び、動画のビジュアルとの親和性を高めて繰り返し見たくなるような世界観を表現しました。
また曲に合わせたカットにすることでテンポの良い動画となるように工夫しました。


【動画の構成】
1カット目ー竹林ー


冒頭の引きとして”京都を歩くときには”というテロップを入れることでその先に続く言葉が気になるようにしました。
また、音ありで視聴しているユーザー向けに竹林の中を歩いている足音を入れて動画の世界観に没入できるようにしています。

2カット目ーお寺ー


足音はそのまま2カット目まで続き、竹林を歩いて抜けた先に
京都の風情あるお寺にたどり着いたというストーリー性を持たせています。
テロップには”耳を澄まして”といれることでここから先も音に注目してもらえるように工夫しています。

3カット目ー池の鯉ー


お寺の池に鯉が泳いでいることを想定し、水の音を入れることで心が安らぐような効果を出す狙いです。
テロップの”そして感じてほしい”はこの後に続く動画と音から京都の歴史を感じてほしいという願いを込めています。

4カット目ー和尚さんー


京都は日本の歴史の中でも1200年栄えた由緒ある都なので
”1200年の歴史の中で”という言葉いれました。
動画は長い間修業を積み人々に教えを説く和尚さんがお寺の景観を保つために掃除している様子がテロップとの親和性が高いと思い選定しました。

5カット目ー清水寺の南部風鈴ー


坂上田村麻呂が蝦夷征伐の際、敵である陸奥国との間に生まれた歴史的友情を称え
岩手県から毎年8月に清水寺に送られる南部風鈴を映した美しい風景から
”紡がれてきた絆”というテロップを入れました。鈴の音が美しかったので動画の音をそのまま使用しました。

6カット目ー嵐山祐斎亭ー


平安時代から貴族が別荘地四季折々の美しさを楽しんできた1200年前の風景が楽しめる丸窓と和やかな鳥の声、”自然と調和”というテロップが表すとおり、人と自然が調和して文化を築いてきたことを表現しました。

7カット目ー京都の街並みと自転車ー


京都は日本一の自転車保有率を誇る県のため、風情ある街並みを自転車に乗った市民が走り抜けていく動画を選定し”人々と文化”を感じられるようにしました。

8カット目ー着物を着た女性ー


京都を観光している女性(ホテル四衣のターゲットである20代後~30代半ばの女性)の様子が伝わるように、歩く下駄の音を入れました。
”あなた”という二人称を入れることでここまで見てくれた人に自分事として捉えてもらう工夫をしました。

9カット目ー八坂の塔ー


京都の代表的な観光スポットである八坂の塔の景色を映して、動画を締めくくりました。
京都は海外からの観光地として人気が高く、インスタでバズっているリールにも外国人の方からのコメントが多く寄せられていたため地名を読めるように”KYOTO”と英語のテロップも追加しました。


10カット目ーホテル四衣ー


一般的な旅行者やインスタグラマーの投稿ではなく、
ホテル四衣のアカウントであることが分かるようにロゴとコンセプトを最後に追加することで、京都旅行といえばホテル四衣を想起させることを目指しました。
聴覚という五感のうちの1つに特化した動画の見せ方をすることで
最後の”五感で楽しむ上質京都ステイ”というコンセプトが際立ちホテルにも興味を持ってもらえると考えました。