#22 1/2『四月になれば彼女は彼は』
OVERVIEW
2015年3月、下北沢(「劇」小劇場)にて行われた、日本演出者協会主催・若手演出家コンクール2014にて弦巻が最優秀賞を受賞した作品。「札幌でも観たい!」というたくさんの声を受け、同年7月に札幌公演を行う。
作品について
劇団の稽古場で、男と女、二人の役者が稽古をしている。
脚本は岸田國士の「紙風船」。二人は次回公演のキャスティングオーディションを兼ねた『試演会』で、その戯曲を上演しようとしている。
戯曲を読む。声に出す。相手に向かう。試行錯誤しながら稽古を繰り返す二人。
やがて稽古する二人の姿に、別の人間が重なってくる。それは『紙風船』の夫か、妻か。それとも。
「演じる」とは何か。
「台詞」に滲み出てくるものは、自分の人生か、役の人生か——。
公演概要
出演
深浦佑太
深津尚未
日程
2015年7月2日(木)
全2ステージ
会場
扇谷記念スタジオ シアターZOO
スタッフ
作・演出:弦巻啓太