早稲田祭2019 公式パンフレット
OVERVIEW
「記念品」から「祭のオトモ」へ。 例年のコンセプトを大きく変更し、「使いやすい」パンフレットを目指しました。
- 概要
制作期間:2019年6〜10月
早稲田祭2019で配布された公式パンフレットの制作に、副編集長兼デザイナーとして参加しました。
制作にはデザイナー2名、編集3名で臨み、私は主にUI/UXを意識した各種案内ページのデザインを担当しています。
例年のパンフレットを精査し、コンセプト変更などの改良を重ねた結果、事後アンケートでは、「過去最高の使い心地」との感想が寄せられるなど、大変好評をいただきました。
- ポイント
一つの作品として美しい「記念品」のような製本・コンテンツを目指して作られていた例年のパンフレット。しかし、諸事情により今年になってから予算が50万円ほど削られたことで、今まで通りの方針では立ち行かなくなるのは明白でした。
コストを抑えつつ、来場者により良いパンフレットを届けられないものか。
編集チームで協議し、「使いやすさ」を重視したパンフレットを作ることに決めました。
具体的には①高級感の排除、②ページ数、③案内コンテンツの追加・強調を念頭に、昨年度の仕様を大きく変更しました。
棟内地図に関しても、過去パンフレットで好評だった立体地図は残しつつ、様々な改良を加えつつカラー掲載しました。
特に、運営委員会向けに行ったアンケート調査で判明した「最も質問されることが多かったこと」である「トイレの位置」の表示のみに色を使うなど、より分かりやすいものになるよう心がけています。