バナートレース

OVERVIEW

SHElikes MULTI CLEATOR COURSE Designerの課題でバナートレースに取り組み、トレースしたバナーのターゲット・目的・配色・観察と分析をまとめました。制作時間:トレース60分/ まとめ160分 使用ツール:Photoshop

YEAR 2021

*トレースしたバナー

タピオカミルク専門店、ゴンチャさんの新商品販促バナーをトレースしました。


*工夫した点

1.フォント選びとカーニング調整

New、商品名、日付、その他の部分で、計4種類のフォントを使用していますが、New部分のフォントはなるべく見本と同じになるよう、掠れのある筆記体フォントを使用しています。また、見本と同じ文字間にしようとしても、フォントが少し違うだけでバランスが崩れてしまうため、フォントの大きさ、文字間のバランスは目視で確認をしながら調整しました。

2.影の付け方

画像の影の部分は、より自然に見えるよう、楕円の図形を三つ重ねています。


*バナートレースまとめ

*工夫した点

1.配色

配色はトレースしたバナーに合わせて白、茶色、赤色の三色で統一いたしました。文章が多いため、ポイントとなる部分のフォントには赤色を使い、メリハリがつくようにしています。

2.フォント選び

台湾の屋台を連想させるようなレトロな明朝体を使用し、行頭の文字は①や●、○といった楕円形を用いることで、タピオカのイメージを連想させるように工夫しています。


*制作を通して学んだこと

シンプルだからこそ、メリハリを大事に

今回トレースに取り組んだゴンチャのバナーは、シンプルなデザインではありましたが、フォントや画像の大きさ、配置、配色など、全てにおいてきちんとメリハリが付けられていて、伝えたいことがはっきりわかるデザインだと感じました。

まずフォントに関しては、視認性の高いゴシック体が使用されており、文字間一つ一つもきちんと調整されていて、非常に見やすいデザインになっています。

また、ジャンプ率を高くしたり、画像を大きく配置することで、見ている人にインパクトを与え、さらに商品画像のイメージと合致する茶色や赤色を用いることで、メリハリがありつつも、非常にまとまりのある配色になってるという点も、着目すべきポイントだと感じました。

シンプルなデザインであるからこそ、メリハリをきちんとつけることで、印象に残るデザインを作ることができるということを学びました。