【実案件】SHE株式会社様 『SHElikes』Instagram運用バナー

OVERVIEW

SHE株式会社様の運営するオンラインスクール『SHElikes』のInstagramに掲載するバナーを制作し、コンペ形式で採用されました。 本作品はSHElikes受講生に向けたデザイン制作マニュアルの見本作品として掲載されました。

YEAR 2021

制作時間:約15時間

制作期間:約5日

制作範囲:情報設計・構成・ライティング・デザイン

使用ツール:Photoshop・Illustrator

①成果物

実際の投稿はこちら


②依頼内容


●クライアント

SHE株式会社 SHElikesSNS運営ご担当者様


●依頼概要

SHElikes運営側よりSHElikes利用者全員へ制作機会を与えられるデザインコンペ。

抽選で選ばれた21名が提供されるコンテンツテーマに沿って制作可能。

提出された作品の中から掲載に足りる作品を選定される。


●制作サイズ・枚数

・1040px × 1040px(Instagramフィード投稿用)

・表紙を入れて5枚


●使用可能なイラストや写真素材

フリー素材や画像は各サイト利用ルールに則った上で自由に利用可能。


●提供のあった素材や情報

・コンテンツテーマ『読んでよかった!仕事に役立つ知識が学べる本』

・SHElikesデザインガイドライン


③情報設計


●ターゲット

20代から30代の働く女性。時間や場所に縛られない働き方に興味があり、

フリーランスや副業に関心がある。


●ユーザーストーリー

毎日「このままでいいのだろうか」と漠然と今の自分にモヤモヤしている方が、

息抜きで見たInstagramでSHElikesの投稿が目に止まる場面を想定。


●構成

著作権上実物の本の画像を載せることができないので、

印象を強く持ってもらうために紹介本の表紙をフリーイラストでオマージュしました。


●内容

SHElikesのInstagramをフォローしていれば、キャリア形成に有益な情報を

受け取ることができるというベネフィットを感じてもらえるよう、

「本の紹介だけど、幸せに働くためどう学んでいけばいいか道筋が見えた」と

満足してもらえるような後読感を目指しました。そのため、

「マインドの知識」→「スキルの知識」→「社会人としての知識」がつく本を順に

紹介しました。また紹介にとどまらず、

「幸せに働くには何をどういう順で学べばいいのか」という

根源的な知識がつくような内容にしました。


④ビジュアルデザイン


●カラー

SHElikesブランドのトンマナ規則に則り配色を選定。

●フォント

SHElikesブランドのトンマナ規則に則り『游ゴシック体』を使用。


●イラスト

原作の表紙をオマージュするためには、様々な顔向きやポージングのあるイラストが

必要でした。今回はそれを叶えられるほどのストック数を保有されている

『ソコスト』さんのフリー素材イラストを使わせていただきました。


⑤努力したポイント


●読み進めたくなるライティング

ページの末尾に次のページに誘導する文章を入れて、

最後まで読んでいただけるような文章を考えました。


●紹介本のオマージュ

いざオマージュのデザインに取り掛かると、

原作の表紙と全く意味合いが違って見えてきたりして苦戦しました。

原作の表紙のデザインはどんな意図があってデザインされているのかという

元の意味から検索して理解し、それに合ったイラストの選定をして完成させました。


●カーニング

文字情報全てにカーニングを施し文章が読みやすいようにしました。


●行間の調整とグルーピング

小見出しと解説文の余白サイズを、

解説文の行間 

<「おすすめポイント」という小見出し下の余白 

<次のグループとの間の余白

とグルーピングが明確になるようにし、文章の読みやすさを探求しました。


⑥制作を通して学んだこと


●著作権を守ったデザイン

著作権物を扱ってデザインする際の注意点を知ることができ勉強になりました。


●ライバルがやらないことをやったほうがいい

書籍の紹介は微妙にテーマを変えて過去に数回掲載されている内容だったので、

マンネリ化しないように直近の採用バナーを調べ、

違うエッセンスを盛り込みたいと考えました。

過去の採用バナーでは本のタイトル紹介と内容紹介に留まったものだったので、

本のオマージュをしてもう少しビジュアル的に面白みを取り入れたいと感じ

実行しました。

結果「細部までこだわった素晴らしいバナー」と評価いただきました。

他に同じテーマで挑戦したライバルとも違いを出せたのも

選定された要因ではないかと感じました。