制作時間:約20時間
制作期間:2015年4月〜2015年10月
制作範囲:テーマ立案・ディレクション・デザイン・用紙選定
使用ツール:Illustrator・インクジェットプリンター
①制作内容
●制作の目的
・二人にしかできないオリジナル感のある結婚式を開催したい。
・一貫したテーマに沿って結婚式を行うことで来賓の方々に楽しんでいただきたい。
●制作アイテム
・招待状(二つ折り)※予算の都合上既製品を使用
・芳名帳
・付箋
・送信用封筒
・メニュー表(両面)
・席札
・テーブルナンバー
・席次表(両扉開き)
●作成数
ペーパーアイテム50部
●予算
5万円(印刷代・用紙代)
②テーマ立案
新郎新婦の思い出の地であるスカイツリーをキービジュアルに新郎新婦、来賓の方々との縁に感謝するような式にすることを決定。テーマに合わせ式場選択とウェディングアイテムのデザインを進めました。
スカイツリーの立つ押上は日本らしい"和"の原風景が残る地であることから、和装で式をあげることに決定。披露宴は演出の一つとして洋装への衣装替えを予定していたので、ウエディングアイテムは和洋折衷のデザインになるようにしました。
③ビジュアルデザイン
●カラー
和洋折衷な雰囲気を出すため、メインカラーを和にも洋にも合うさわやか目のグリーンに設定しました。メインカラーを会場の花、シンボルマーク、ペーパーアイテムに展開し、テーマの統一感を感じられる会場作りを心がけました。
●フォント
和洋折衷な結婚式の雰囲気に合わせて、かっちりしすぎず柔らかい明朝体である『はんなり明朝』を使用しました。英字は『はんなり明朝』と雰囲気の合う『Garamond』を使用し、全体の格式とトーンを合わせました。
●シンボルマーク
新郎新婦を表すシンボルに「スカイツリー」と「&」を使いました。
「スカイツリー」は人と場所の縁に感謝を込め、「&」は"結"という意味を込めました。
一本線でつなげて表現することで”末長く一緒に”という意味合いも加えました。
④こだわった点
●予算内に収める工夫を凝らした
アイテムによって印刷会社さんに製作をお願いするものと、自宅のプリンターで印刷するもので分けることで、予算を抑えつつ理想のアイテムに仕上がるよう工夫しました。紙はプリンターでの印刷でも発色が良く手に馴染むIJリーブルの中厚口を選択しています。
メニュー表と付箋は形を特殊なデザインにしていることから、自宅で印刷し手切りで制作しました。結果、無事に予算内に納めることに成功しました。