笑顔で送り出せるもしもしコーナー
OVERVIEW
涙の別れのシーンなのに、笑顔にならないと声が聞こえない受話器。 Hack Future 2019での作品。制作期間24時間。
もしもしコーナーとは
もしもしコーナーとは、保安検査場を通って飛行機を待っている人が、見送りに来た人とガラス越しに受話器で会話できるコーナーです。
スマホでいいのではないか?と思われる方もいると思いますが、スマホの小さい画面よりも相手を近くに感じられることが魅力です。
お爺ちゃんと孫のようなスマホを持っていない人だけでなく、若いカップルが、スマホを使わずに受話器を手にして別れを惜しみながら話す光景も見られました。
また、最近では、観光スポットとしても注目が集まっており、Twitterやインスタでも「妄想がはかどる」「映える」「エモい」と話題に。
使った人だけでなく、使われている様子を見た人からの「体験談」も寄せられています。
開発の動機
- 別れのシーンの涙を笑顔に変える体験を提供したい
- もしもしコーナーのモノとしての温もりはそのまま活かしつつ、テクノロジーの力で空港の魅力的なスポットにしたい
と思ったのが開発のきっかけです。
体験のイメージ
笑顔の度合いによって相手の声の大きさが変わることで、強制的に笑わせるような仕掛けになっていて、音量はだいぶ大袈裟に変化させています。
使い方
- 受話器をとる!
- 自分が笑ってないと相手の声が聞こえません!
タネ明かし
1. 本人の顔写真を撮影
2. Face API で表情を数値化
3. スマイル度が高いと音量が大きくなる
4. 笑顔にならざるを得ない
こだわりポイント
自分達らしく、モノを使ってハッカソンやりたかった