palette<エッセイ執筆>
兵庫県播磨地域のローカルメディア、palette(パレット)にて2019年5月より不定期でエッセイ執筆。記事内に掲載する写真も自ら撮影。これまでに3本の記事を執筆。
兵庫県播磨地域のローカルメディア、palette(パレット)。
播磨地域のヒト、コト、トコロの魅力を引き出し、発信するインタビュー・イベントレポート・コラムなどを掲載するメディア。
2019年5月より不定期でエッセイ執筆。記事内に掲載する写真も自ら撮影。
特別な『何か』を持った人だけじゃない、背伸びせず「わたしはわたしを一生懸命生きている」ことを伝えていく連載【日常の端っこ】を担当。
エッセイはこれまでに3本執筆。
晴れて蕪頭
※2022年2月現在リンク切れ
上を向いて歩こう、涙がこぼれないように。でもそれだけじゃ重い頭なんて持ち上げていられない。いつでも感覚だけで器用に生き抜いてきた。これでいいのか。わたしって何なの。みんながみんな上を向いていればいいってわけじゃない。下を向いて歩いていたっていいんじゃないの。
誰もが羨むキラキラした未来に抱いた疑問を投げかけるエッセイ。
光りはせずとも
※2022年2月現在リンク切れ
袋づめは魔法だ。母の買い物について行った幼いわたしが、商品の袋づめを手伝う映像が浮かぶ。感情表現の薄い子どもだったわたしは、得意げにによによと口の端を歪ませて笑うのだった。食材をダメにしない袋づめのやり方を知っていたって、きっとどこにも映えないけれど、日常を彩るものなんてそんな地味で些細な魔法でいい。
地味で些細なものを大切にしていくことで幸せを感じるエッセイ。
褪せれど焦らず
※2022年2月現在リンク切れ
「いいことないかな」刺激を求めて面白いことに首を突っ込み、楽しく暮らして笑顔も増えたけれど、わたしの未来が鮮やかで輝かしくなるわけではなかった。それでも地味でふつうな毎日は訪れる。きちんと、明日も。カボチャの馬車は来なくとも、愛車を走らせればきっとどこへでも行けるのだ。
本当は「いいこと」であふれかえる毎日を見つめなおすエッセイ。