【架空LPデザイン制作/レスポンシブ検索広告案】(PCデザインカンプ/SPワイヤーフレーム)
SHElikes MULTI CREATOR PROJECTにて、ビジネススクール会員様限定のカフェ&コワーキングスペースの、PCデザインカンプとSPワイヤーフレームのデザインをしました。また、広告運用コースにて、レスポンシブ検索広告案を作成しました。 (制作期間:約40時間)
目次
(1)要件
(2)デザインの方向性
(3)クライアント提案のワイヤーフレーム
(4)制作したLPのPCデザインカンプとSPワイヤーフレーム
(5)スタイルガイド
(6)工夫したこと
(7)制作を通して学んだこと
(8)広告運用(レスポンシブ検索広告案)
(1)要件
・クライアント情報
WORK ,inc.
女性向けのビジネススクールを展開している。会員は20~30代の女性が多く、キャリアアップのためにビ ジネススキルを学び、さらにそのアウトプットの場として定期的にビジネスコンテストなどのイベントも 開催されている。
・ターゲット
ビジネススクールWORKの会員様
ビジネススクールWORKの会員ではないがWORKが気になっている方
・目的
WORK lounge Aoyamaについて知ってもらうこと
・ペルソナ(クライアントから共有)
・ペルソナ(こちらで深掘りしたもの)
年齢:20,30代女性。独身か共働き。
役職:部下をまとめ始めた頃。
悩み:職場に慣れてきていて日々充実しているが、これからどうしようか悩んでいる。 社内転職に挑戦するか、社外へ転職するか。
ニーズ:ビジネススキルを学んでキャリアアップをしたい。社外の人と繋がりたい。日々仕事で戦っているので癒されたい。
(2)デザインの方向性
「女性向けの、ビジネススキルをアップできる、カフェのように気軽に入れるコワーキングスペース」をコンセプトにしました。青山周辺にあるコワーキングスペースを調べたところ、女性向けやビジネスイベントを企画する競合はあるものの、「女性向け×ビジネススキルをアップ」の掛け合わせがクライアントの強みであると分かったからです。また、競合の雰囲気は、オフィスのようなスタイリッシュなものが多かったので、カフェのように気軽に入れる親近感も、差別化できるアピールポイントとして文章や画像から伝わるようにしました。カフェ感を推したかったので、メインビジュアルの後からは、カフェの看板をテーマにしています。
青山周辺の競合調査をまとめたものを以下に添付させていただきます。
(3)ワイヤーフレーム
(4)制作したLPのPCデザインカンプとSPワイヤーフレーム
(5)スタイルガイド
・配色
■ベースカラー
緑:黒板
クリーム色:ぬくもり、気軽に入れる、親しみやすさ
■メインカラー
白:カフェの看板装飾で使う、白いチョーク
茶:安心、信頼、ぬくもり
■アクセントカラー
ピンク:女性らしさ
ゴールド:大人、上品さ
・タイポグラフィー
ターゲット層やバランスを意識してフォントを選びました。
■游ゴシック体:各セクションの文章に使用。情報を読み取れるように視認性を高めました。
■游明朝体:ヘッダーとメインビジュアルのメッセージに使用。大人の落ち着いた、上品な雰囲気を出しました。
■Zen Kurenaido:メインビジュアルの「新しいわたしに出会える居場所」に使用。ハネの感じなど大人の雰囲気を残しつつ、下に続くカフェの看板の雰囲気に合わせました。
■Kaisei Decol:日本語の見出しに使用。視認性を確保しつつも、明朝体に近いものを選びました。
■Snell Roundhand:英語の見出しに使用。游ゴシック体と区別して、動きをつけるために選びました。
・余白
(6)工夫したこと
■ヘッダー
・ヘッダーの表記
日本語と英語表記にして、どんな内容なのか想像できるようにしました。
・「利用する」ボタン
利用したいと思った時にすぐに行動できるようにしました。「SYSTEM ご利用までの流れ」に飛べるように想定しています。メインビジュアルが全体的に落ち着いた雰囲気なので、女性らしいピンク色にすることで、目立つように工夫しました。
■メインビジュアル
■SERVICE サービス&設備
■ABOUT おすすめのポイント
■FAQ よくある質問
■ACCESS アクセス
■CONTACT お問い合わせ
■フッター
・ヘッダーと同様に、游明朝体の茶色にすることで、LPの最後までコンセプトの世界観を表現しました。
(7)制作を通して学んだこと
・競合調査から見えた、クライアントの強み
デザインの方向性を決めるために、クライアントの強みを考えていました。そのために、デザインのヒントも見つけるねらいもあり、青山エリアの競合を調べてみました。他社と比較することで、クライアントの魅力が見えてきたと共に、他社とは違う雰囲気(カフェ感)を足すともっと良くなると分かり、デザインの方向性が決まっていきました。これまではデザインに詰まった時は目的やペルソナに戻っていましたが、「外に目を向けてみる」ことも一つの材料になると気づけて、今後に活かせる武器を得られました。
・余白でコンセプトを表現
余白も表現の一つであるという気づきがありました。気軽に入れる、ゆったりとした雰囲気を出したかったので、フォントや画像だけではなく、余白を広めに取ることでも伝えられることを学びました。
(8)広告運用(レスポンシブ検索広告案)
広告運用コース(与件整理〜報告レポートの流れ)を受講し、実際にレスポンシブ検索広告を考えてみました。(スライド1枚目参照)
・差別化ポイント
①女性向け
②ビジネススキルを学べる、キャリアアップを叶える
③カフェのように、気軽に入れる、癒しを感じられる空間
・一般キーワードを想定(スライド2,3枚目参照)
理由①制作目的が「WORK lounge Aoyamaについて知ってもらうこと」で、知名度が高くないため。
理由②事業形態が、特定の人が必要に応じて検索するニッチタイプで、限られたユーザーが検索した時に確実にリーチさせる必要があるため。