LPデザイン自主制作

【 クライアント情報 】

TSUTSUMU株式会社（架空）：

ベビー用品をメインとし、ママの育児をサポートするコミュニティ事業や家族みんなが幸せになるフォトブック事業などを展開している。軸はベビー用品だが、今後ママ・パパ・家族向けのサービスも展開していく予定をしている。

【要件】

目的 ▶︎ LPを通してのエントリー。採用強化のためできるだけ多くの応募が欲しいが、カルチャーフィットしている人にエントリーをしてもらいたい。

ターゲット ▶︎ 転職希望の方、報酬面よりも作っていきたい世界に強く共感している人、経験者重視ではあるが、それよりもカルチャーフィットしている人。

トンマナ ▶︎ 明確に決まっていないため、事業内容に合うトンマナを自由に提案してほしい。

【ユーザーストーリー】

目的・ターゲットを意識し情報設計

カルチャーフィットする人材のエントリーが目的であることから、詳細なペルソナを立て、ターゲットのペルソナの立場になってリアルなユーザーストーリーを考えました。

具体的には、上の図のようにユーザーストーリーを考えました。まずは会社の想いやそこで働く人、事業について知ってもらい、魅力を感じたり、共感したりしてもらい、「この会社で働きたい！」という想いを持ってもらうことで、報酬面や具体的な仕事の優遇よりも、カルチャーフィットする人材にアピールする流れにしました。その後に、募集要項や働く環境等を知り、より深く具体的に知り、働くイメージを持った上で最終的なゴールであるエントリーをしてもらうという流れです。

【こだわったポイント】

1、「やさしさでつつむ」というイメージに合うトンマナの設定

「やさしさでつつむ」という企業のコンセプトを掲げ、ベビー用品をメインとした事業を展開している「TSUTSUMU」の世界観に合う優しい雰囲気を出すために、色合いは、赤ちゃんのおくるみのようなイメージのパステルカラーを使用しました。フォントについても、柔らかい女性的な印象を持つものを選びました。

イラストについては、あたたかさや優しさが出るように手書き風のものを描きました。

メインビジュアルのイラストについては２つ描いた中から、より目に止まりインパクトのある左側のイラストを選びました。

また、フォトブック事業を展開していることから、メンバー紹介の社員の顔を写真風に配置したり、

丸みを帯びた形を多めに使ったり、手書き風のあしらいを入れることで、優しさを感じられるようにしました。

２、直感的に操作できるUI・実装を意識

余白を多めにとり、開放感を出し、一定のルールに従って余白を付けました。お申し込みのボタンなど、重要なところが目立つようにして、 押したくなるようデザインしました。メニューバーとエントリーボタンはスクロールに追従し、いつでもエントリーボタンを押すことができます。また、スマホのデザインでは、縦積みのレイアウトで中央揃えにするなどして、１つ１つの要素が縦にスクロールして見やすいようにしました。

【制作したデザインカンプ】

【制作を通して学んだこと】

今回はカルチャーフィットする人材のエントリーが目的のLPデザインだったので、LPのターゲットについて理解するために、詳細なペルソナを立てました。具体的なペルソナをイメージしたことで、ユーザーストーリーが作りやすくなり、情報設計に納得感が出ました。また、トンマナを決める際にも、会社の世界観を重視しつつターゲットに刺さるものを考えることができました。ターゲットを意識しユーザーストーリーを考えた上での情報設計の大切さ、またブレない目的意識を持つ重要性を学びました。今後、コーディングにもチャレンジし、より実装を意識したデザインができるようにもなりたいと思います。