【課題】UI/UX改善(ECサイト)

OVERVIEW

SHElikes MULTI CREATOR COURSEにてUI/UXの改善提案に取り組みました。架空のサイトでクライアントが感じている課題について要因を考え、プロトタイプ、提案資料を作成しました。

YEAR 2023

【目次】

1:依頼内容・サイトの現状
2:課題に対する改善提案
3:工夫した点
4:制作を通して学んだこと

1:依頼内容・サイトの現状

クライアント情報                                                                     

クライアント名:SHE株式会社    

「ひとりひとりが自分にしかない価値を発揮し、熱狂して生きる世の中を作る」をビジョンに据え、ミ レニアルズの私らしい生き方を叶える「ミレニアルライフコーチングカンパニー」。主な事業として は、ミレニアルズの私らしい働き方を叶えるプラットフォーム「SHElikes」、ワーク&ライフスタイルを アップデートするクリエィションパートナー「SHEcreators」の2つを成長エンジンとし、自分らしい生 き方の実現に向けたサポートを行なっています。

依頼書                               

サービスについて

 

取り組み目的 

・ UIを改善することで顧客の購買体験を良くするとともに売り上げを伸ばしたい

ターゲット                                                 

・ SHElikesの会員
・ まだ会員ではないがSHEに興味がある人 ・ SHEの世界観が好きな人


ペルソナ                                   


サイト現状


    


2:課題に対する改善提案

課題①フォームでの離脱率が大きくカートに商品が入っても購入完了まで至っている人が少ない。

課題が発生する要因分析

・フォーム入力欄では入力例文がないため、どう入力すればわからない
・入力項目が多いため、入力が面倒と思ってる人が多い
・必須で入力する項目と任意の項目が表示されていないため、全部入力しないといけないのが面倒
・どれだけ入力することがあるか、下にスクロールしないと見れないのが不安

要因を解決するための要件

必須要件

・フォームの入力欄で例文を入れる
・郵便番号を入力する箇所の隣で、住所の番地まで自動入力のボタンを入れる。「都道府県」のところで選択できるプールダウンボタンを設置
・「必須」と「任意」のタグを付き加える

推奨要件

・お客様情報入力とお支払い情報入力を別のページで表示させる
・現在地と次に入力する必要がある項目を一番上に表示させる

課題②ほしい商品が見つけづらく、商品をカゴに入れずに離脱している人が多い。

課題が発生している要因分析

・商品がランダムに並んでおり、カテゴリ分けがされていないため、欲しいジャンルの商品を見つけづらい
・おすすめ商品や最新トレンドについての情報もないため、商品の選択が難しくなっている
・商品が最近のものなのか、以前にリリースされたものなのかがわからず、商品の選び方が困難
・ネット上の写真とサイズ情報だけでは、服のサイズが自分に合っているかどうかを判断するのは難しい

要因を解決するための要件

必須要件

・一番上にカテゴリー一覧を追加する
・人気の高い商品を一目で確認できるように、ランキングのコーナーを作成する
・最新の商品を見逃すことなくチェックできるよう、新着アイテムのコーナーを作成する

推奨要件

・シリーズのコーナーを作る
・商品を並びすぎないように「一覧を見る」のボタンを追加する
・服の商品詳細ページには、モデルが実際に着用している写真と、そのモデルさんの身長と体重の参考データを掲載する
・お気に入り機能

修正後ECサイト


3:工夫した点

・他社のUIをリサーチしながらUIを作成することができました。例えば、入力フォームのデザインやランキング機能のデザインなど。

・課題を解決するための必須要件と推奨要件の両方を考慮してデザインに反映させました。

・ペルソナのニーズやゴールを考慮しながら、課題改善の提案を行いました。例えば、「SHEの世界観にもっと触れたい」というニーズに応えるため、シリーズごとのコーナーを作成しました。


4:制作を通して学んだこと

・figmaを使ってECサイトのデザインを制作することを学びました。

・ユーザーの視点に立って、どういうデザインは使いやすいのか、またこうした機能があればよりユーザーのニーズに応えられるか、色々考えさせられる課題でした。

・課題が発生している要因について仮説を立て、要因を解決するために手段を考えることを学びました。