個人製作 マウントレール増設パーツ

この作品は学業に関係するものではなく、個人の趣味での制作活動の一環で作成したものです。

設計したソフトはAutodesk Fushon360、出力したプリンターはEnder3 Proです。

私が所持している東京マルイさんのGLOCK26 ADVANCEには上部のマウントレールがなく、サイト類が付けられないためそれを改善するためにこのパーツを制作しました。

レールはピカティニー規格にそって設計し他の製品と組み合わせられるようにし、GLOCKの外見に合うよう工業製品のような無機質さをイメージしてデザインしました。

16時間半の出力が終わった後はバリ取りややすり掛けを行い、実際に銃本体に取り付けられるよう底面のレールにはめ合わせる部分や上部レールの細かなところを調整しました。

最後にねじ止めをして実際に取り付けました。しっかり固定され銃本体の動作にも干渉しないことが確認できました。

しっかり寸法を決めてから設計したとはいえ、これだけ大きな部品を出力するのは初めてで不安だったのですが、大きなミスもなく一度も作り直さずに完成させることができとてもうれしいです。

ただプラ素材の都合上、市販の金属製のサイトを付けると重さで射撃時に揺れてしまうのが改善点だと感じました。

しかし、同じくプラ素材でサイトも作ってしまえば問題にはならないはずだと思ったので、次はオリジナルのドットサイトを作ってみようと思います。

このタイプの市販されている製品を買うと金属製のため頑丈ではあるのですがどうしても値が張るため、今までなかなか手が出せないでいましたが設計さえできてしまえば自宅で安価に作ることができる3Dプリンターの凄さを改めて知るいい機会でした。