【作品概要】
母校の大学の通学路の途中にあるおかしな地図が描かれたシャッターの話。
そのシャッターには「清水薬局の移転先のお知らせ」と書かれてあり、目の前の十字路の地図が描かれている。しかし、移転先と書かれた場所に清水薬局は見つからない。少し周辺を見渡してみるとなんと別の場所に清水薬局が存在する。
この奇妙なお知らせの事情を知っている人はいないか、周囲の店舗にインタビューをし、最終的に清水薬局の人に直接話を聞きに行く。
▲ こちらもシャッターの地図と場所があってないミニストップ。
【「切実なコミュニケーション」とはなにか】
課題では「切実なコミュニケーション」を見つけることと、それを映像にすることの2つが求められた。
切実とは自らに迫ってくるものだと解釈し、母校の通学路を歩き探したところやっとこのシャッターを見つけられた。移転先のお知らせ、などお店にとっては切実なコミュニケーションのはず。それが間違っているのはなぜか。足で稼ぎ、突撃インタビューしたりするなど今までしたことのないことをこの制作では行い、自らの知見を広げられた作品。
▲ 「本当は直しておけるといいんだけどねぇ」と本音がポロリ。