基礎化粧品バナートレース

OVERVIEW

SHElikes MULTI CREATOR COURSE Designerにて、バナートレース課題に取り組みました。また、「ターゲット」「目的」「配色」等についての分析結果もまとめました。

YEAR 2023

①トレースしたバナー・ターゲット・目的

②配色・フォント・余白・その他の分析

③視線誘導の分析

④工夫した点

◾️ターゲットと目的をしっかり掘り下げる

ターゲットは、商品の価格帯やこれまでの購買層、効能効果を調べた上で、バナーの掲載時期・場所も踏まえてできるだけ細かに分析した。

元々女性向けであり、高価な商品なので対象は成人女性。単品単発ではなくセット定期購入のキャンペーンなので、興味はあるが使った事が無い人だけではなく、使ったが金額が理由でリピートに至らなかった人も対象と予想した。

目的は「キャンペーンの周知」だけに留まらず、キャンペーンを周知して実際に起こして欲しい行動と、行動を起こした結果して欲しい体験まで掘り下げた。

基礎化粧品は継続利用でより効果を発揮するが、価格的にハードルが高く定期購入してもらえない事を、企業は課題に感じているだろうと予想し、目的を設定した。

ターゲットと目的は全てのデザインを決める根拠となるので、それをしっかり分析することで、なぜその色使いやフォントが選ばれたかをより深く理解できると思い、力を入れた。

◾️視線誘導(=情報設計)をしっかり掘り下げる

今回の様に情報量が多いバナーでは特に、視線誘導(=情報設計)が的確である事が重要だと思ったので、①掲載場所に合っているか ②ターゲットの心を狙い通りに動かせるかの二つの視点でしっかりと分析した。また、まとめではターゲットの視線と思考がどの様に流れていくかを想定し、それが分かりやすく伝わるように吹き出し部分のセリフにして掲載した。

⑤制作を通して学んだこと

◾️要件定義・情報設計・デザインの基本4原則の大切さ

情報量が多いバナーでは、どんな風に情報整理すると見やすくキレイになるかを学べた。基本的な事だが、やはり根本はターゲット・目的の設定、それを元にした情報の優先順位付けといった、作る前の下準備が大切なのだろうなと思った。また、「近接」と「強弱」が特に重要になると感じた。