VRChatのワールド制作/趣味
Tiharuum
きっかけ
- アバター改変が慣れたけど、ワールドは一度も作ったことがなかったから
- 自分が一番使いやすいと思う雑談用のワールドが欲しかった
- ワールド制作にすごく慣れているちうさん(@ChiuGameProject)と仲良いから
使用ツール
- Unity 2019.4.31f1
- Blender 3.1
- GIMP
制作期間
2022/07/02 ~ 2022/09/04
制作体制
- 私:Unityでの配置、テクスチャ改変、3Dモデルの統合、アイデア出しなど…
- ちうさん:全体的な監修、UDON,U#でのスクリプト作成、最適化軽量化に関する指導
制作途中での気づき
- 販売、公開されているアセットだけで構成しようとすると負荷が上がりやすいため、最適化や軽量化の作業が必須
- ライトベイク(光の描画を直接テスクチャに描きこむ処理)はパソコンのスペック関係なくしっかり調整する必要があって、難しい
- プレイヤーが使用する、体験するコンテンツには全てデザインの理論がとても効果的に作用する
ゲームによくあるような、物を配置して見た目だけを作るような気軽さでは使いやすいワールドは絶対に作れないことに戦慄しました。
負けず嫌いだったので、持てる技術と時間を可能な限り駆使して↑にも対応しました。
その際に参考にしたサイトは以下の通りです。
(特にCAの社内研修書籍の無料公開はタイムリーなこともあって超助かりました…。)
【無料公開】社内研修書籍『Unity パフォーマンスチューニングバイブル』のPDF公開&オープンソース化しました! | CyberAgent Developers Blog
VRChatライティングマニュアル(Unity2019対応)
【VRChat】PostProcessingを使ってワールドをより良くする
また、ワールドにオブジェクトを配置していく作業で、Webデザイン・UX/UIデザインで学んだ知識が通用することにすごく感動を覚えました。
「人の目を引きやすい場所には何を配置するべきか」
「スイッチは、オンオフの対象が一目で関連付けられる位置に…」
「どの国の人が利用してもわかりやすいように文字ではなく図を主体に」
自分が一番使いやすい、ではなく利用者皆が使いやすいことを考えて制作するとすごく楽しかったです。
皆が普段使いしやすいワールドが実現できたか
皆が普段使いしやすいワールドとは…
- プレイヤーの多様な目的を叶えられること
- 飽きづらいコンテンツがあること
- 動作が軽いこと
など、色々想定されます。
実現できたかは、とても怪しいです。
特にゲームギミックを詰め込みすぎて、ワールドの動作負荷はかなり深刻な問題でした。
(ちうさんに助けを借りに借りて多少は改善しました)
初学者の自分なりに、実現しようと頑張りましたので、一度見て頂けると嬉しいです。