家計簿アプリ[架空] /UXUI Design/スマートに費用を管理できるBtoC向けアプリ
カスタマはBtoC向けの家計簿プラットフォームです。個人の銀行、クレジットカード、モバイルアプリからの出金額をアプリと連帯して一目で管理することが可能。費用を見える化し、節約に繋げたい方向けのサービスです。
制作期間:約1ヶ月半(2022年3月〜5月)
担当範囲:UXリサーチ、仮説設計、UIデザイン
[概要/Background]
背景:近年、銀行、クレジットカード、モバイルアプリで支払うことが多くなった世の中。毎日どこからどのくらい使ったか把握しにくいため、見えないところで無駄な出費が発生している人も少なくはないでしょう。そこで、家計簿アプリと連帯して一括管理を行えるプロダクトを作ることが目的です。
担当範囲:UXリサーチ、ユーザーインタビューを元に課題を洗い出し、ユーザーフロー、ワイヤーフレーム、UIデザイン等まで行いました。
[問題点/Problem]
・銀行、クレジットカード、モバイルアプリなどどこからどれくらい使ったか把握しにくい
・月々どのくらい費用を使ったか把握できていない
・家計簿アプリを登録するも、入力が面倒で続かない方が一定数いる
・レシートの読み込みが正確でない
[解決案/Solution]
・簡単に登録でき、ストレスがない設計
・銀行、クレジットカード、モバイルアプリなど週、月毎にいくら使ったか把握できる
・食費、生活用品、洋服、化粧品など細かくカテコゴリーに自動振り分けでき管理しやすく
・月毎の合計金額、カードでいくら、他電子マネーでいくらか観覧できる
・カード、銀行等とスムーズな連帯
・レシートの細部まで項目ごとにデータ読み込みできる
[ユーザーインタビュー/User Interview]
ユーザーのリアルな実体験を元に、動向や問題の理解を深めるために、ユーザーインタビューを行いました。このアプリのターゲットユーザーは10代〜60代になるため、家族、友人を含む19〜40歳の間で3人行いました。
●主な質問:
1・家計簿アプリを選ぶときのポイントは何か。
2・家計簿アプリ/オンラインをつける時、何が使いやすいか、使いにくいか。
3・家計簿アプリを使う時にあると便利だなと思う機能は何かあるか。
●ユーザーの声:
1・選ぶポイント:使いやすいかどうか。月々の管理がしやすい。経費が見やすいか。
2・使いやすい機能:シンプルな設計。入力がしやすく続けやすい。月毎の収入/支出が見やすい。現金支払いの場合、レシートも管理できて便利。
使いにくい機能:カテゴリーの入力が面倒。合計は出るが細かくカテゴリー分けが正しく機能していない。
電子マネー会社とうまく連帯できない。レシートの項目がうまく読み込みされない。
3・あると便利だなと思う機能:
カード、銀行、電子マネーと自動で連携できる。一度、カテゴリーすれば自動で判別できる。
商品名で検索できるようになると便利。収入、支出が何%かぱっと分かる。
[インタビューで分かったこと/Fidings]
・使い方がシンプルで分かりやすくないとユーザーは長くアプリを使い続けるのが難しい。
・カテゴリーは見やすく、カスタマイズした方が使いやすい。
・週、月、年ごとの履歴を見れると管理しやすい。
・レシートの読み込みは正確じゃないとユーザーは不便を感じてしまう。
・商品ごとの検索、費用のパーセント表示など細かい機能があることでより便利に。
[ペルソナ設定/Persona]
ターゲットユーザーの要望、問題、目標などをより理解するために、インタビューを元にペルソナを2人作成しました。幅広い世代10代〜60代のターゲットの中でも、特に家計を気にするであろう学生と、家族持ちのミドル世代を設定しました。
[ワイヤーフレーム/Wireframe]
[ビジュアルシステム/Visual System]
イメージカラーとして、お金=黄色のイメージが強いので黄色をメインカラーに選びました。また、このアプリを使うときに、楽しく家計簿を使ってもらえるように、黄色が象徴するハピネス、明るい、希望、勇気をイメージしてもらえるよう選びました。
加えて、カテゴリーのアイコンは、ユーザーが楽しく選べるようにカラフルな色彩に仕上げました。