Vegetomo(ベジトモ)は、LINE を使った農産物販売促進システムです。本システムは、農産物の価値向上を目的とした卒業研究で開発したものです。「農産物の価値向上」へのアプローチはいくつかありますが、研究では農産物や生産者のことを消費者に知ってもらうことを 1 つの方法として考えました。
普段の何気ない買い物では、農産物や生産者のことを知る機会は多くありません。Vegetomo は、生産者の農業や農産物に対するこだわりなどを、農産物の価格以上の価値として消費者に届けることを目的としています。
システムはコミュニケーションアプリ LINE で友達追加すると利用できます。LINE を活用することで、初回利用時の負担を軽減しつつ、会話するように情報を見られます。また、料理レシピサイト協力のレシピ情報も閲覧可能です。スマホでいつでもどこでも利用できることを強みに、生産者と生産物の情報を通じて、消費者と生産者の繋がりを構築、生産者をより身近な存在にします。
私は主に開発とデザインを担当しました。研究ではシステムの実証実験を行い、地域の店舗に導入して実際のお客さまにシステムを利用いただきました。また、この取り組みに賛同いただいた高槻阪急様でも実証実験を行ないました。
■ 期間
2019 年 8 月〜2019 年 11 月(約 3 ヶ月)
■ 対応デバイス
スマートフォン
■ 担当フェーズ
デザイン / コーディング
■ 使用言語・環境
PHP / SQL
■ 使用ツール
LINE
■ 関連するページ
- Vegetomo 紹介ページ
https://kashima-lab.sakura.ne.jp/vegetomo/ - LINE を使った販売促進で地元農作物の付加価値向上をめざす 学生制作のシステムの実証実験を JA「とれたて元気市」で開始|NEWSCAST
https://newscast.jp/news/029553