LINE公式アカウントの「人狼GMbot」(※アカウント名表記「人狼GM」)は、LINEの友人・知人とのグループに招待することで、パーティーゲームである「人狼ゲーム」が遊べるようになるサービスです。
2017年2月末にサービスが開始されると、Twitterにてサービス公開告知ツイートが1.8万RT・1.9万いいねを獲得するほど拡散され、1ヶ月で3.6万人以上の方々に利用していただけました。
2017年6月に10万ユーザーを達成すると、サービス開始2周年となった2019年2月に100万ユーザーを達成し、2020年4月に200万ユーザー、2020年9月に300万ユーザー、2022年2月に400万ユーザーを突破と、たくさんの方々に人狼ゲームの楽しさをお届けできているサービスとなりました。
そして、2022年5月18日をもって惜しまれつつも運営都合でサービスは終了となりました。
Background
通常は「人狼ゲーム」で遊ぼうとすると、進行役であるゲームマスター(GM)が必要となり、GM役の人はプレイヤーとして遊ぶことができない点は、プレイヤー人数として5〜6人以上を必要とするこのゲームにおける欠点でもありました。
そこでGM役をコンピュータが担当する形で、スマートフォンアプリなどを使ってのオンラインでの人狼ゲームなどが流行っていたものの、オンラインで通信するにはプレイヤー全員がゲームアプリをインストールする障壁などもありました。
これらを解決する手段としてLINEというSNSを通じたサービス提供という形が、すでにユーザーがインストール済みのアプリで、なおかつ遊びたいユーザーたちが繋がっているプラットフォームという点からも、うまく活用できそうだという経緯でこのサービスは誕生しました。
LINEが提供するMessaging APIという技術を用いることで、LINE公式アカウントをBotアカウント(ユーザーのメッセージやアクションに対してプログラムで機械的に返答をするアカウント)にでき、これを利用してできたのが「人狼GMbot」です。
Development
この「人狼GMbot」は、私が大学生のときに友人たちと開発したサービスで、社会人となってからも開発・運営を継続していました。
私が開発・運営統括を行い、開発以外を行う広報担当とともにサービス運営をしていました。
Media
- LINE 公式ブログ 『【LINEの便利ワザ】人狼であそぼう! ゲームマスターをつとめる「人狼GM」って?』(2017)
- AppBank 『「裏切りの日」だから人狼やろうぜ! 進行役はLINEの「人狼GMbot」にすべてお任せ!!』(2017)
- フリーペーパー 月刊Werewolf 4月号(2018)
- 新潮社『ニコラ 9月号』 「No密あそび」特集(2020)
(一部を抜粋して載せています)
使用している技術
- Node.js
- Ruby on Rails
- Nginx
- MySQL
- (LINE) Messaging API
- LIFF(LINE Front-end Framework)