ECサイトデザイン / WORLD1
似顔絵を販売するECサイトです。アメリカへの事業進出にあたり、shopifyを使用したECサイトのデザインを行いました。 ヒアリング、要件定義からプランニングを行い、PCとSPのワイヤーフレームとデザインカンプを作成しました。(制作期間:2ヵ月)
🖥 制作したサイトはこちら
*工夫したところ*
①要件定義からコンセプトシートを作成し、方向性を共有
伝えたい印象からキーワードをピックアップし、選んだキーワードからイメージボードを作成、そして大まかな配色のイメージを決めました。
チーム内でサイトへの共通のゴールイメージを持てるよう、制作の最初の段階でコンセプトシートを作成しました。
今回のサイトでは、「職人感」「あたたかみ」「高級感」のキーワードから、デザインの方向性を決め、配色に落とし込みました。
② 12人の作家の個性が魅力的に見えることと、魅せたい世界観が両立するデザインを意識
12人の似顔絵作家が所属し、それぞれの絵のタッチが全く違います。ほっこりかわいいトンマナで描く作家の絵とポップでカラフルな作家の絵が横に並ぶことになります。
それぞれの作家の絵の良さが見え、かつ全体の世界観がブレないように意識しました。
フォントに関しても、「職人感」「高級感」のシックなイメージと「あたたかみ」のある作家の絵が並んだ際にちぐはぐにならないよう、世界観と絵を繋ぐ役割を果たせるフォントにする必要があると考えました。
この基準から、高貴さと柔らかさ親しみやすさの両方を持つ、Adobe Garamond Proを選びました。
③カスタマイズとレスポンシブのし易さを意識
今回はshopifyをカスタマイズしECサイトを制作すること、かつ公開までのスケジュールがタイトだったため、カスタマイズとレスポンシブがしやすいレイアウトを意識して要素を配置しました。
④ユーザビリティと購入フローを意識したUI
ユーザーが「似顔絵に興味を持つ→作家の特徴を知る→購入」までのフローがストレスなく行えることを意識し、UIや他の要素を配置しました。
credit :
design, direction : 青木 穂
engineer : 阿原 誠之