フライヤー制作 / 焼きそば持ち帰り専門店 chuckle様
焼きそばchuckle様からの依頼で、開業1周年記念イベントを告知し、さらに認知を広げるためのフライヤーを制作しました。
*クライアント情報*
焼きそば持ち帰り専門店 chuckle :
15年前に閉店した喫茶店chuckleの店主が、人気だった鉄板焼きメニューを持ち帰り専門chuckleとして去年復活させた。焼きそばなど全てのメニューを作り置きをせず出来立てをお持ち帰りしてもらうことを売りにしている。店舗は同じく経営している駐輪場の敷地内にある。
*要件*
目的▶︎開店1周年を記念して、お客様に感謝の気持ちを伝えたい。認知を広げたい。
ターゲット▶︎老若男女関係なく全ての方々。シニアの方にも来て頂きたいので、一目で分かる表現にしてほしい。例)×テイクアウト→◎持ち帰り
ユーザーベネフィット▶︎美味しい焼きそばが食べられて幸せの時間に繋がる。子どもが喜んでくれる。晩御飯が作れない時、作りたくない時の選択肢が出来る。
*制作したチラシ*
表面
裏面
*工夫したところ*
1. ペルソナを立て、ターゲットを明確化
要件としてのターゲットは老若男女全てでしたが、範囲が広すぎるとデザインの方向性や判断基準が定まらないので、この様な詳細なペルソナを立ててデザインをしていきました。デザインがある程度できてから、シニアの方が分かりやすいかを基準に調整していきました。
2. 目的とターゲット意識した情報設計
表面は、下記の様に情報の優先順位をつけ、情報を1つずつインプットできる様に設計しました。Zの法則 (左上→右上→左下→右下 の順にアルファベットのZの様に目線が移動する)を活用し、ターゲットの目の動きに合わせて重要な情報から順に配置しました。
1. 1周年記念のキャンペーンタイトル ▶︎ 大胆に配置し、ターゲットに興味を持ってもらう
2. 特典内容 ▶︎ 新規顧客獲得に繋げる
3. 焼きそば屋の基本情報
4. アクセス方法
5. インスタグラムアカウントの紹介
裏面は、店に出向く前から頼むものをイメージ出来たり、電話で予約もできるよう、メニューを大きく配置し詳細まで載せました。両面共に電話番号を目立つように置き、予約したいときにスムーズに電話番号が分かるようにしました。
*制作を通して学んだこと*
1. ターゲットの目線の動きを意識し、目的達成から逆算して情報設計をすること
達成したいゴールから逆算してコンテンツの優先順位をつけ、さらに目線の動きを意識しデザインする重要性を学びました。そうすることで、デザインに納得感が出ました。
2. 印刷物のルールを守って制作すること
印刷物のデザインには、切れて欲しくない重要なコンテンツはトンボ内に収めることや、文字をアウトライン化することなど、基本の印刷物における入稿データ制作ルールを学びました。