【実案件】映画監督イラスト(上映特集チラシ作成)
OVERVIEW
池袋新文芸坐にて特集上映される『クロード・シャブロル特集』において、映画チラシに使用する監督の似顔絵を制作しました。
🔹Claude Chabrol(クロード・シャブロル)1930-2010
ヌーヴェル・ヴァーグと呼ばれる、1960年代のフランスで起きた一連の映画運動に挙げられる著名な監督の一人です。1950年代から映画を撮り始め、オムニバス作品を含めると手掛けた作品数は生涯で50本を超えます。
1960年代以降になるとサスペンス映画を精力的に製作し、フランスのヒッチコックと呼ばれるほどの"サスペンスの巨匠"となりました。
🔹実案件ご依頼の背景
池袋の新文芸坐シネマテークで別作品を鑑賞後、トークショーを担当されていた映画評論家の大寺眞輔氏に直接お声掛けさせていただき、次回上映特集に関するイラストのお仕事をいただきました。チラシの裏面に載るイラストのため、似顔絵をアップで・かつモノクロで描いてほしい、とご要望をいただきました。
それ以外は制約がなかったため、何度かラフ案のやりとりを経て完成しました。
🔹工夫したこと
"サスペンスの男"と評されるにふさわしい、見ているこちらに不安を煽るような表情と影のコントラストを意識して制作しました。
メガネやふさふさの眉毛、ふくよかな二重アゴといった彼のトレードマークを活かし、デフォルメを加えつつも「似ている」「シャブロルだ」と分かる作品になるよう仕上げました。
以下、特集上映の情報です。
チラシ全体は、上映の主催である映画評論家の大寺眞輔氏に作成いただきました。
🔹チラシ表面
🔹チラシ裏面
特集上映の詳細を記載したFacebookリンクはこちら(新文芸坐シネマテークのFacebookページへ遷移します)。