目次
1. 制作物
2. 要件
3. 要件をもとに考えたペルソナ
4. イメージボードと配色
5. 工夫したところ
6. 制作を通して学んだこと
7. 印刷会社に入稿
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制作物
要件
1. クライアント情報
クライアント名:SHE Tokyo
銀座に拠点を構える、骨格理論に基づいたスタイル提案が売りの美容室。オーダーしていただいた髪型もそのまま再現するのではなく、一人ひとりの骨格や髪質に合わせて最大限似合うようにカスタマイズし仕上げることを得意としている。スタイリストは皆モデル御用達の有名店で腕を磨いた実力派。
2.美容室のターゲット
少し高めの価格設定でも確かな腕のスタイリストに担当してもらいたい、ヘアスタイルにこだわりのある方
3.フライヤーの制作目的
美容室の認知の拡大、新規顧客の獲得
新規オープンを多くの方に知ってもらいたい。
※開店に合わせてオープンキャンペーンを実施。
フライヤーに500円オフのクーポンをつけたので、チラシ持参の方には割引を実施する。 来てくれたお客様にリピーターになってほしい、スタイリストの紹介も載せる。追加の提案も可
4.ロゴデータ:支給有 トンマナに合わせて色変更可能
5.フライヤーサイズ:A5サイズ 裏表
6.支給されたワイヤーフレーム
要件をもとに考えたペルソナ
◇基本情報
川口ひとみ(33)東京在住
仕事とおしゃれが好きなキャリアウーマン
◇背景や行動
・仕事が楽しく、プライベートも充実していて、人生を楽しみたいと思っている
・自分の目線で楽しいことは何でもやってみたい、地方移住も視野に入れている
・休日は美容やヨガ、自分にお金を使うことが楽しい
◇ニーズやゴール
流行だけを追うのではなく、自分らしい生き方のスタイルを見つけたい。
髪型はアイデンティティを表現する一要素と考え、確かな腕の人に切ってもらいたい
イメージボードと配色
なるべく好き嫌いが分かれないように、
洗練されたシンプルなデザイン、配色を意識しました。
デザイン面でアピールしたい要点はこの2点です
◇ 居心地の良い洗練された空間であること
◇ 自分の魅力をアップデートできる場所であると想像できること
工夫したところ
最小の文字サイズ(6~7pt)という制限があるなかで、メリハリがありつつも、文字が読みやすく、シンプルで分かりやすい紙面を目指しました。
ポスティング用のチラシということなので、全ての人にしっかり読んでもらえる訳では
ないので、まずは、チラシを手にとって、読みたいと思ってもらうことが最初の関門と考えました。その為に、なるべく好き嫌いの分かれないシンプルなデザインにしました。
スタイリッシュに見えるように、細めのフォントを選びましたが、背景が暗い箇所は視認性を確保する為にフォントを太めに調整しました。
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制作を通して学んだこと
黒を使う時はK=100(#000000)にならないようにする
CMYKの合計は300%以内に収める
スウォッチのグローバル化で一括で色を変更できる
リンクと埋め込みの違い
文字のアウトライン化
印刷物のデザインでは文字の単位はpxではなくptが使われることが一般的
画像の解像度は350dpi
線幅は0.1mm(0.25pt)以上必要
印刷会社に入稿
後日、印刷会社に実際に入稿依頼をして、印刷した実物を確認しました。
※A5両面カラーマット紙薄手70kg 10枚
実物を見て反省した点
・最初に考えた通り、シンプルな画面にはなったが、どこかでもう少し華やかさが欲しい
・印刷されたものは特に、矢印の色が暗すぎて売価の色との違いがなくなってしまった。 もう少し明るい色にした方が見やすい。
・画面で見るだけでなく、印刷された状態を想像して作ることが重要と痛感しました。