CPR project

OVERVIEW

CPR(救急車到着前市民対応)は、救急救命で重要となる新しい考え方である。しかし、曖昧なリスク認識と命を扱うことへの強い抵抗感により「他人事」としてなりがち。この問題を多くの人に「自分事」として認識してもらいたい。そうした課題認識からこのプロジェクトが始まったのである。

CONTENTS

・制作物
・発見した課題①・②
・プロモーション計画
・プロジェクトの効果



制作物

このprojectで制作した展示パネルを掲載する。




発見した課題①

津田沼キャンパス内の学食を対象に食堂内のマップを用意し、AEDが設置されている場所に1人1枚シールを貼ってもらってAEDの場所を知っているか調査した。
結果は以下のようになった。

結果として、AEDの位置を知っている人は1人しかいなかった。
このことからほとんどの人がAEDの場所を把握していないことがわかった。


発見した課題②

周辺にAEDがない大学キャンパスの建物(2号館)を対象に19階で心肺停止したことを想定し、心肺停止が起きた場所から一番近い場所にAEDを取りに行って戻ってくるまでの時間を計測した。

結果として、5分3秒という結果となった。
自分たちはAEDの場所を知っているのでこの時間だったが、AEDの場所を知っていないと最低7分以上はかかってしまうと考えられる。



これらの調査方以下の課題を発見した
・AEDの設置場所を多くの人が把握していない
・2号館で心肺停止が起きた際に生存率がとても低い

これらの課題から心肺蘇生法とAEDの場所をプロモーションを計画することにした。




プロモーション計画

学内のAEDの場所の認知を広めると同時に心肺蘇生法の重要性を伝えるため、
キャラクター「救命戦士ソセイダー」を用いたプロモーションを行った。


プロジェクトの効果

今回の目的として展示会でCPRに関して少しでも関心を持ってもらうことが目的だった。ソセイダーのおかげでキャンパス内のAEDの位置を把握してくれる人も少しだが増えた。