【課題制作】ショップカード

OVERVIEW

職業訓練校での最初の課題の2つ目に、架空ジュエリーブランド「Moon」様のショップカード制作をしました。ロゴ制作と同様のブランド、官製はがきサイズ両面で案内地図付きであること以外、内容はフリーで行いました。 【制作時間:約1週間】

YEAR 2022

✴︎  制作したショップカード  ✴︎

■使用ツール:Illustrator

■制作時間:約2日間

【要件定義】

■クライアント:Moon 様(架空)

■依頼内容:官製はがきサイズ(148×100mm)両面、案内地図付ショップカードの制作

■目的:来店された方や、クライアントの名刺代わりとして配布し、ブランドについての基本情報が得られる。

■ターゲット:20代〜30代女性。高品質なジュエリーを身につけたいと思っている方。

【工夫したところ】

1. ターゲットを意識したトーンと写真選び

20代~30代の大人の女性がターゲットとなるため、女性らしさと落ち着き感のある淡い色合いを選びました。

メインカラーにグレーがかったベージュを使用し、文字は黒ではなく馴染みやすい淡いグレー、アクセントにホワイトを加えて綺麗な印象に仕上げました。

写真や地図に目がいくよう、色数も少なくすることを心掛けました。

写真は地金やダイヤを使っているジュエリーブランドのため高級感があることと、参考サイトの商品に近い写真を選びました。

2. 立体感が出る工夫

立体感が出るように表面に配置した写真を一辺裁ち落とし、フレームを写真の上に配置しました。

3. あしらいを入れる

裏面のQRコード部分にあしらいを入れてポイントを作りました。

4. 余白感

裏面の文字は行間・文字間を取ってゆったりと余裕のある雰囲気を意識しました。

全体的に情報量が多くなりすぎないことも配慮しました。

5. カードのトンマナに合わせた地図の作成

地図の色合いもカードのトンマナに合わせて淡いグレーや紫を使用しました。

最寄りとなる駅は、JRと地下鉄の両方を入れて、利用者の交通の選択肢を広げられるようにしました。

【制作を通して学んだこと】

■デザインの基本四原則の重要性

デザインの基本である「近接・整列・強弱・反復」を押さえることの重要性を学びました。情報のグループ分けや文字の位置が揃っているだけでも、ユーザーの視認性・可読性が高くなり、伝わりやすい制作物になることがわかりました。

■「〇〇らしさ」を考える

奇を衒ったデザインにすることも時には必要ですが、まずはユーザーの元イメージがついているので、そのブランドだと思ってもらえることも「○○ぽい」という視点も大切だと学びました。