実績 | ECストアデザイン・コーディング
車のドレスアップパーツを販売している株式会社Dressにて、楽天とYahooショッピングのECストアページのデザイン・コーディングを行いました。
作成時間:4ヶ月
製作までの背景
今までのストアデザインをリメイク
車のドレスアップパーツを販売する株式会社Dressでは、代表が1人で4市場(Amazon・Yahoo(オークション、ショッピング)・楽天)を立ち上げから、運用をしているとのこともあり、各市場のストアページまでのデザイン等は2の次で業務を行っておりました。
そのため今回、自分は4市場の運営を行いつつ、半年間の間で新たにストアページ、並びに商品ページの一部をリメイク・デザインを担当することとなりました。
課題と提案
他社にはない独自性を出す難しさ
キックオフの時からすでに代表から提案があり、
- 1.市場・商材などの要素を考慮し、集客力のあるデザインにすること
- 2.デザインはある程度の独自性と他社にはない差別化
上記2点を意識しながらの作業となります。
代表からも”当たり前”の課題を出しているとのことでしたが、他の要望は「任せる!」との事でしたので、まずは他社サイトやクレーム等からのお客さまの声から、差別化できる部分をピックアップ・確認しました。
以前からのお客さまとの対応、各市場の情報から、「利用層がスマホ・PCに慣れてない50代以上が多い」「販売パーツの汎用性」の問題をピックアップし、その中でも、特にクレームが多い、または要望が多い件をサイト仕様に考えました。
工夫した点
まず、ストア内にある、必ず購入前に読んでもらいたい項目である”お客さまガイド”のデザイン変更を行いました。
商品の返品や交換はもちろん、社外品という商品の性質上、純正品とは違うことから、その詳細が載っている”お客さまガイド”は必ず読んで欲しい箇所です。そのため、商品のイメージ画像横と、看板下にバナーを設置をし、目に止まりやすいようにする変化をしました。
また、商品は車のパーツを販売しているため、汎用が効きづらい商品が多いです。その理由から、上位には新商品などではなく、大まかな商品カテゴリーや、検索バーなどを立てることを重視。購入までのストレスを少しでも減らし、顧客の情報を踏まえて見やすさ・わかりやすさを念頭にストアを変更しました。
苦労した点
「らしさ」とは何か
1番の苦労した事は”看板”でした。他社のサイトを見る限り、車に関するパーツを売っている「感じ」や「らしさ」がわかります。ただ、オリジナル商品が無いDressでは今回の要望であった独自性と差別化を出すには、難しいと感じました。
そこで、車の写真やパーツではなく、ひねりを加えたデザインの方で仕上げるのはどうか?と代表に提案し「車・ヒッチハイク」をしているデザインかつ、他社にはあまり使われていないカラーでの看板のデザインで提案をさせていただきました。