Pocket Driver Pro
世の中の問題をプロダクトで解決していくのは我々の使命ですが、今回はただ解決するだけでなく、思わず人が笑顔になるようなエンターテインメント性に富んだソリューションを提案します
課題設定とコンセプト
今から約3ヶ月前、その悲劇はいつもの朝に突然起こりました
散乱するティッシュと白くなった洋服.......最悪な気分で始まる朝........
ポケットティッシュを洗濯してしまった時の絶望は人々を苦しめ続けています
「この悲劇を繰り返さない」
そんな思いを胸に開発をはじめました.
当初は, ポケット内管理システムや通知システムが検討されました.
しかしながら, ただこれではこの鬱な課題を回避しただけであって解決したとは言えないのではと感じました.
このような鬱な課題はポジティブ解決してはじめて, ソリューションと言えるのではないでしょうか
『思わず人が笑顔になるようなエンターテインメント性に富んだソリューション』
このことをコンセプトとして設定し, 開発をスタートしました.
プロダクトに至るまでの流れ
この問題を掘り下げていく上で気付いたことは、ポケットティッシュをポケットに入れること自体にはなんら問題はなく、入れたことを忘れたまま洗濯してしまうことに問題があるということです。
忘れない方法はいろいろありますが、通知やアプリ管理は煩わしさを感じます。
またその方法だとそもそもそのこと自体を忘れてしまうこともあり、抜本的な解決ではありません。
ならば、洗濯できなければよいつまりズボンが脱げなくなれば良いということになります。
ここからベルトにするというアイデアが浮かびました
ベルトであれば、着用するパンツに関係なく装着することができます。
そしてスキャンしたくなるような、格好いいデザインのベルト
ここまでくれば『ライダーベルト』以外はもう考えられません
(写真は作ったベルトを実際に子供に付けてもらった時のもの)
イメージ実現に用いた技術
ポケットティッシュの認識にはカラーセンサーを用いた。RGBを読みとり、その比で判断することで、ティッシュの色を読み取っています。
現状ではティッシュの色で有ればなんでも認識してしまいます。
今後はM5stickカメラなどを用いた、画像技術とAIを用いて、ティッシュを判断したいと考えています。
また、ジェスチャーセンサーを組み込むことで、認識には一定のモーションをしなければ反応しないようにしています。これにより日常生活での誤認識を防いでいます。
さらに、エンターテイメント性を高めるためneo pixel 16連フルカラーLEDを搭載、mp3playerを搭載しており、音と光でベルトが今どんな状態にあるかを教える
これらはすべてArduino nanoによって制御されている
デザインはsolidworks、筐体は3dプリンタ を用いた。
またロック機構にはシートベルトを使用している
発表展示
- 2019年ヒーローズリーグ おバカアプリ
- 2019年 GUGEN
に応募しました!
- ヒーローズリーグにてKOSEN賞をいただきました
ありがとうございます!