CATV局制作部員の時に編集していた番組ガイド誌の記事です。
私が担当していた2年の間に編集した記事の切り抜きのスキャンとなっている為、画質が荒いのでご注意ください。
ガイド誌が手元に残っていた分だけ切り抜いている為ほんの一部ですが、
企画・アポ取り・取材/撮影・写真加工・ライティング・取材先確認・上層部確認・修正・入稿作業までが一つのルーチンとしてやって参りました。
特に評判が良かったものは、『久米田寺文書』と『密着!デイリーニュースの裏側!』。
特にニュースの裏側取材は、新卒の会社見学や社会見学に来た小学生たちにも活用され大変好評でした。
【久米田寺文書】
岸和田市の久米田寺が所蔵する古文書が国の重要文化財として追加登録を受け、それを記念する特別講座が行われました。しかし世間はコロナ禍に入っており、多くの希望者を集めることが叶わず、当企画を番組化することによってより多くの方々に見て知ってもらおうとしました。その時に講師としていらっしゃった久米田寺・明王院の副住職にお話を伺い、より噛み砕いた内容で紙面化した記事になります。
【ニュース番組の裏側取材】
毎週生放送で地元の出来事やニュースを中心にお届けする情報番組。
よく小中学校や幼稚園・公民館などに取材に行くため、お子さんからお年寄りまで見られており、意外と知らないニュースが出来るまでの工程を〝子どもにもわかりやすく、お年寄りにも見やすく〟をコンセプトに編集しました。
わかりやすいと好評をいただき、テレビ局の社会科見学の際にも使われるようになりました!
【新番組告知】
2年ぶりの自社制作の新レギュラー番組の前月号の告知。企業スポンサーの意向で、地元から愛される女性向け番組を制作し、スポンサーのイメージアップや地元の方からの認知度をさらに高める目的もあり、『華やかで明るく、でも全世代の女性に親しみを持ってもらえる番組』をコンセプトに作られたため、女性雑誌風の爽やかなイメージでデザイン・編集しました。
【新番組MC対談インタビュー】
岸和田に所縁のある二人の女性をMCに迎えスタートした女性向け番組。その放送開始初月に、お二人を対談形式でインタビュー。二人の紹介を始め、二人にとっての岸和田のイメージやこれからの意気込みを語ってもらい、記事にしました。
【イベント行事の独占取材】
毎年多くの大阪の企業が参加して行われるコレクション。この年はコロナ禍で参加企業やモデルが一堂に集結するのは難しいとされ、一風変わった仕様に。各企業とモデルがそれぞれ別の場所に集まりランウェイを歩く姿を撮影し、それを番組化及び動画配信として開催されました。ドレスや衣装と撮影現場がマッチしそれぞれのドラマ性を生むという、集合できないからこその魅せ方をテーマとしているとのこと。その時番組化の依頼でいらした主催者の方にお声がけいただき、独占取材をした時の記事です。
【教育委員会による短期間の特別番組】
岸和田市の教育委員会からの依頼で、岸和田市の教育現場の特色と子どもたちの成長過程を番組化。新型コロナウイルスにより小学校などの臨時休業期間中には、市立の小中学校の先生方にスタジオをお貸しし、家庭での学習を支援するため「きしわだ学びチャンネル」を放送・配信しました。それが好評で全国ニュースにもなったことから、第二弾として当番組を企画。
コロナ禍が緩和され子どもたちがきちんと学べる環境を親御さんにも見せてあげたいという気持ちもあり、急遽番組編成を変更しての放送だった為、広告手段が重要視されました。記事も当初の予定を繰り下げ、ホームページやCMも作成。コロナ禍初期の為局自体もオフィス組とテレワーク組と二班体制を余儀なくされていた時期で、実質取材とロケを同時に行い数日で仕上げねばならない状況でした。しかし、放送期間に入った視聴者のお電話やコメントが大変喜ばれたものが多く、教育委員会の方々からも感謝とお褒めの言葉を頂戴しました。