架空LPデザイン制作/LP Design(会員限定のカフェ&コワーキングスペース)
SHElikes MULTI CREATOR COURSEの一環で架空LPデザイン制作の課題に取り組みました。 これまでの課題を通して学んだスキルや気づきを活かしながら、ワイヤーフレームの見直しからデザインカンプの作成まで取り組みました。
【制作したLP】
※SP版デザインカンプ準備中
【要件】
●クライアント情報
【クライアント名: WORK ,inc.】
女性向けのビジネススクールを展開している。会員は20~30代の女性が多く、キャリアアップのためにビジネススキルを学び、さらにそのアウトプットの場として定期的にビジネスコンテストなどのイベントも開催されている。
●目的
新しくオープンすることとなった会員限定のカフェ&コワーキングスペース【WORK lounge Aoyama】について知ってもらうこと。
●ターゲット
ビジネススクールWORKの会員様
ビジネススクールWORKの会員ではないがWORKが気になっている方
●ペルソナ
【人物】
30代女性 既婚(旦那さんと2人暮らし) 東京在住 某メガベンチャーゲーム事業部部長(8年目)
【背景や行動】
仕事が大好きで今までスキルアップには多くの投資をしてきた。同じような目標を持った同年代の女性と繋がりお互いに切磋琢磨しあいたい。会社外での人脈を作りたい。
【ニーズやゴール】
仕事での成果をもっと出していきたい。経営への理解も含めてゆくゆくは役員になりたいが起業も考えている。強いチームを作るためマネジメントやコーチングのスキルも学びたい。
【ワイヤーフレームの見直し】
【頑張った・工夫したポイント】
配色
●ベースカラー:ベージュ、白
全体的に明るく温かみのある雰囲気に仕上げたいので白やベージュを基調とした。ベージュに【緊張を緩める・リラックス・穏やかな雰囲気】を連想させる色なので、WORK lounge Aoyamaのコンセプトである「理想の姿に向かって頑張るあなたへ」のとおり、いつも頑張っている人(=ターゲット)に安らぎを与え、寄り添うような印象になるようにした。
●メインカラー:グレー2色(濃・淡)
文字で伝える情報はLP制作において重要であるため、視認性の高い濃い色を用いた。ただ、黒では主張が強すぎるので、濃いグレー2色を使い分けることにした。
●アクセントカラー:ブルーグリーン2色(濃・淡)、オレンジ
・ブルーグリーン
ブルーには【冷静、集中、知性、信頼、誠実】といったイメージがあり、ビジネスパーソンとして相応しい性格・心構えを持った人物をイメージさせる。
グリーンには【調和、成長、努力】といったイメージがあり、目標に向かって努力する姿勢や周りと調和して協力する人物をイメージさせる。
ブルーとグリーンそれぞれの与える印象を表現することができ、また、グリーン寄りとすることでブルー単体よりも温かみのある色とすることが可能なためこの色を選んだ。
・オレンジには【親しみが生まれ仲間意識を高める、エネルギーを与える、陽気な気分、社交性、チャレンジ精神】といったイメージがあり、これらの要素を連想させることでWORK lounge Aoyamaに通う会員同士の繋がりを表せると思ったためこの色を選んだ。
全体
●今回の課題の主な目的はWORK lounge Aoyamaについて知ってもらうことだが、ビジネススクールWORKの会員でない人にはWORKの紹介もあった方が親切で、より興味を持ってもらえるのではないかと思った。そのため、メインビジュアルの次の項目として、ビジネススクールWORKの紹介を追加することにした。
●まとまりのあるデザインに仕上げたかったため、配色には最低限の色のみを使用し、その分上手に色を使い分ける工夫をした。アクセントカラーも部分的にグラデーションをかけることで主張が強くなりすぎずメリハリを出すことができ、バランスの取れた仕上がりになったと思う。
●写真選びにも時間をかけ、自分が表現したい印象に相応しいイメージの画像を選んだ。
●ヘッダーとフッターには大理石の画像を背景にしてみた。高級感があり光を反射するような素材感が、可愛すぎない大人の女性らしさや周りを明るい雰囲気にしてくれる社交性のある人を表すのに最適だと感じた。また、天然石は全く同じ模様や表情は存在しないので、一人一人の魅力を大切にするというような意味合いも持たせられるのではと思った。
【課題を通して学んだこと】
●既にある程度ベースが出来上がっているワイヤーフレームに変更を加えて見直すことによってより良いレイアウトへ改善しよう、という気持ちで取り組めたため、様々なポイントに着目することができたと感じました。
●前回のWebページトレースの課題での気づきを参考にしながら取り組みました。実際に作業を進めていると改めて一つひとつのデザインの意図やその効果について自分で言語化しながら進めることができました。
●クライアントの要望から逸れたデザインとなってしまわないよう、定期的にトンマナやターゲット・目的を振り返ってデザインの方向性が間違っていないか確認することの大切さを学びました。