【課題】SNSバナー制作(英会話教室の友達紹介キャンペーン)

OVERVIEW

MULTI CREATOR COURSE Designerの課題でキャンペーンバナーを制作しました。 クライアントからの依頼内容を元に要件の整理と情報設計を行い、制作に取り組みました。

YEAR 2024

(1)制作情報

制作時期:2024年8月
制作時間:約15時間
使用ツール:Photoshop
制作の目的:
・実際の案件に近い形でバナー制作に取り組み、クライアントの依頼要件を満たすバナーを作れるようになる
・ユーザーストーリーを考えながら情報設計やビジュアルデザインをする方法を学ぶ


(2)要件

・クライアント情報
<クライアント名:English Girls>
20代の女性をメイン顧客とする英会話教室。全く英語が話せない苦手意識のある方でも通いやすい初心者歓迎のスクール。ビジネスの場で活用するというより、趣味で学んだり外国人の方との交流を図ってみたい人向けのライトなスクール。

・目的
キャンペーン利用での入会者を増やす(2週間の実施期間で50名獲得目標)

・ターゲット
20代女性。英語初心者。趣味で英語を学びたいと考えている方。

・入れたい要素
<文言>
①一緒にお得!
②夏のお友達紹介キャンペーン
③あなたにもお友達にも5,000円プレゼント
④期間:2024年8月20日〜9月30日

<画像など>
①”あなたとお友達”を表現するための人物の写真
②英会話スクールであることがわかる要素や写真
③English Girlsのロゴ


(3)制作したバナー

▼Instagramバナー (1040px × 1040px)

▼Twitterバナー (1280px × 720px)


(4)情報設計

・伝えたい情報の整理・ユーザーストーリーの作成

 「5,000円プレゼント」のワードでユーザーの興味を引き、左上から右下になぞって視線誘導をしていくストーリーを作成しました。

・配色とフォント


(5)制作にあたって工夫した点

・夏らしいカラー
クライアントの要件から、「夏」のキャンペーンであることが読み取れたので、夏らしさを感じられる爽やかなブルーやイエロー、ホワイトを使用しました。また、フォントカラーはくっきり目のブルーや、ブルーを背景に置いたときに見やすいように白を使用し、コントラストがはっきりするようにしました。

・フォントの視認性
日本語フォントは游ゴシックで統一し、読みやすさを重視。数字はさりげなくおしゃれで且つ読みやすいFutura PTを選びました。テキストは普通に配置するとのっぺりとして見づらい印象があったので、うっすらドロップシャドウを入れたり、ふちどりにカラーを入れてみたりしました。

・目立たせたい情報へのメリハリ
キャッチコピーの「夏」「お友達紹介」などの重要なワードは大きくしてメリハリをつけ、重要な要素がわかりやすくなるようにしました。

・ターゲット層を想起させる画像とあしらい
画像は20代女性3人組が楽しそうにお話をしている様子でしたが、英会話をしているイメージがなかなか伝わりにくくかったので、頭の上に「Let`s Enjoy!!」などのテキストを入れることでライトに英語を楽しんでいる雰囲気が伝わるようにしました。また、ふわっとしたあしらいを背景に置くことで女性の柔らかいイメージやポップな印象が出るような表現をしました。


(6)制作を通して学んだこと

・情報設計からバナー制作までの流れ
クライアントの依頼内容や目的を理解した上で、要件からさらに深掘りし情報設計〜ユーザーストーリーを組み立てること、また優先順位をつけレイアウトを組んでいくことで、伝えたい内容がしっかりと伝わるバナーが作れるようになることを学びました。

・ユーザー目線になることの重要性
制作していく中で「視認性が悪い」「一目で英会話スクールのキャンペーンバナーだと分かりづらい」というアドバイスをいただいた。自分ではいいと思っていても、「本当にユーザーがバナーを見て興味を持ってくれるか?」と常に疑問を持ちながら客観的な視点でデザインをしていくことが大切だと学びました。