【課題】フライヤー制作(美容室新オープン)
SHElikes MULTI CREATOR COURSE Designerの課題として、架空クライアントの依頼内容とワイヤーフレームを元にポスティング用のフライヤーを制作しました。
(1)制作情報
制作時期:2024年10月
制作時間:1週間
使用ツール:Illustrator
制作の目的:
・紙のデザインにおけるデータの作り方を学ぶ
・これまで学んできたデザインのプロセスを紙のデザインでも実践しさらに知識を定着させる
(2)要件
・クライアント情報
〈クライアント名:SHE Tokyo 〉
銀座に拠点を構える、骨格理論に基づいたスタイル提案が売りの美容室。オーダーしていただいた髪型もそのまま再現するのではなく、一人ひとりの骨格や髪質に合わせて最大限似合うようにカスタマイズし仕上げることを得意としている。スタイリストは皆モデル御用達の有名店で腕を磨いた実力派。
・目的
美容室「SHE Tokyo」を銀座に新オープン予定。
オープンキャンペーンの告知を行い認知を得ること、新規の顧客様を大きく獲得していくことを目的としている。
・ターゲット
・少し高めの料金設定であっても、確かな腕のスタイリストに担当してもらいたい方
・ヘアスタイルにこだわりのある方
・必要要件・入れたい要素
①オープン日(2024年11月14日)
②オープニングキャンペーンでMAX30%OFFのメニューがある
③新規顧客獲得のため、フライヤーにチラシ限定の500円OFFクーポンを設置
④リピーター顧客獲得のため、スタイリスト一覧を設置
・ワイヤーフレーム
(3)制作物
【表面】
【裏面】
(4)情報設計
クライアントの要件からペルソナを設計し、ユーザーストーリーに落とし込むことで情報設計を行いました。
・ペルソナ・ユーザーストーリー
・ムードボード
設計したペルソナ・ユーザーストーリーからフライヤーのイメージボードを作成し、このトンマナに沿ってフライヤーを制作していきました。
(5)制作にあたって工夫した点
・視線誘導
表面はZ型、裏面はF型の法則で、ユーザーストーリーに合わせて各要素の情報をテンポよくを適切に配置できるよう意識しました。
・文字や数字のメリハリ
お店のコンセプトやオープンの日付、価格帯やOFF率などの大事な情報は、他のテキストと大きさに差をつけ、目がいくよう工夫しました。
・スタイリストの紹介文
ワイヤーフレームに掲載されていない内容ですが、実力派のスタイリストにより安心して施術を受けられる説得力をさらに伝えるために、美容師歴とキャッチコピーを考え、設置しました。
(6)制作を通して学んだこと
・情報設計の重要性
WEBデザイン同様、紙デザインでも目的達成のための情報設計をしっかりと練った上でデザインを制作していくことが大事だと思いました。ポスティングフライヤーは目を通さずに捨てられてしまうこともあるので、印象に残るデザインをどう表現するか考えて制作しました。
・印刷物特有の制作ルール
トンボや塗り足し、フォンントのアウトライン化など、入稿して印刷されるまでに必要な工程を学ぶことができました。