✳︎ 目次
- デモサイト
- 目的とルール
- 仮想クライアント
- ベンチマークと戦略
- ポイント
- 完成イメージ
【制作期間】21日間(考案・情報収集:1日 / 制作期間:20日)実質作業時間約80時間
【使用ツール】Illustrator / Photoshop / XD/ VS code
✳︎デモサイト
✳︎目的とルール
・仮想クライアントの依頼に応じたWEBサイトの制作
・WEBサイトによる集客および売り上げの貢献
✳︎ 仮想クライアント
・三軒茶屋で和食屋を営む「和食しげよし」のグラフィック作成
・店主は高級ホテルの和食部門で懐石料理等に従事し和食一筋20年以上のキャリアがあり人柄も良い
・お店の席数は20席
✳︎ベンチマークと戦略
三軒茶屋は老若男女問わず様々な人が暮らし訪れる世田谷区屈指の繁華街である。下町の人情味あふれる昔ながらのお店やネオン看板が光る映えを意識した店構えの飲食店が軒を連ねている。そのような街で和食料理があったと仮定した場合どのような戦略とデザインが必要だろうか?
一つ目は高級路線にフォーカスすること。なぜなら、三軒茶屋に高級路線の和食料理は少なく他店との差別化を図ることができると考えているからだ。街を歩いて観察してみるとデートで行っても問題なさそうな雰囲気が良さげな客単価5,000円前後のお店をよく見かける。希少な食材を贅沢に使いさらにそれらよりも客単価を高めに設定しているお店は少なくそういった食への関心が高い層へのニーズに応えることを想定している。
二つ目は主なターゲットは40歳以上かつ近隣住民に絞る。20代のお酒離れは深刻かつ所得も少ないため平均的な客単価が低く席数が多く確保できない土地柄、回転率よりも平均客単価を上げる部分に注力する。
三つ目は常連を作ること。仕事帰りにふらっと一人でも立ち寄りやすい店構えを心掛け、常連が友人や仕事関係の人を連れてきても恥ずかしくないお店作りをしていく。ネットやSNSの情報での集客ももちろん大切であるが、三軒茶屋特有の人情味ある独自の文化は常連を作りやすい環境であり、ふらっと暖簾をくぐりたくなるようなお店にする。
三軒茶屋も飲食店の入れ替わが激しい地域で長く続けるというのはとても困難である。長く続いている個人経営のお店の話を聞き自分なりにまとめると店主の人柄がよく飲んで食べる常連がいて愛されるお店が長続きしていると感じる今日このごろ。現に一時の流行のモノは廃れやすく三軒茶屋にあるタピオカ屋は2022年に駆逐された。
✳︎ ポイント
コンセプトは ”1ページでざっくりわかる” です。
親しい友人や恋人とどこにご飯に行こうというシーンにおいて、地域を絞ってからその地域のお店をいろいろピックアップしてからお店を予約という流れが想定できる。
その場合、検索ワードとして想定されるのは、
「三軒茶屋 和食」
「三軒茶屋 デート 個室」
「三軒茶屋 日本料理」
など「地域名+〇〇〇」という検索ワードからの流入が期待されるのでその課題を解消するためのサイト設計をする必要があります。ユーザとしては、料理、立地、雰囲気、価格帯、客席、などの情報を取得しお店選びの判断材料にしたい思惑があり、それらの情報を1ページで概要を伝える設計にしました。また、友人に「このお店どうかな?」とリンクを送りページを開いたときに1ページで分かるという点のユーザビリティも考えた設計をしています。
全体的に余白で高級感の印象を与え、色合いは漆塗の和を感じるような配色を採用。ターゲットの年齢層が高い介護用品、仏壇仏具のなどのサイトは電話番号を目立つ位置に固定で表示した方がCVRが良いということもあるため電話番号は固定で表示。レスポンシブ対応済み。
✳︎ 完成イメージ(PC:全体)
✳︎ 完成イメージ(SP:全体)
✳︎ 完成イメージ(SP:ハンバーガーメニュー)