【課題】フライヤー制作

OVERVIEW

SHElikes MULTI CREATOR COURSEの課題制作で、新しくオープンした美容室の来店促進を図るフライヤーのデザインをしました。 制作時間:8時間 制作時期:2021年8月

YEAR 2021

| 制作したもの

<オモテ>

<ウラ>


| クライアント情報

■クライアント名:SHE Tokyo

銀座に拠点を構える、骨格理論に基づいたスタイル提案が売りの美容室。オーダーしていただいた髪型 もそのまま再現するのではなく、一人ひとりの骨格や髪質に合わせて最大限似合うようにカスタマイズ し仕上げることを得意としている。スタイリストは皆モデル御用達の有名店で腕を磨いた実力派。

| 要件

■目的:オープン/キャンペーンの告知をすることで新規会員を大きく獲得すること。 認知を得ること。

■ターゲット:

・少し高めの料金設定であっても確かな腕のスタイリストに担当してもらいたい、ヘアスタイルにこだわりのある方。


| 工夫したこと


■配色

落ち着いておしゃれな印象がありつつも、開放的な空気感や、ボタニカルな印象を持ってもらいたいと思い、ベースカラーを淡いブルーグリーン、メインカラーをブラウン、アクセントカラーにくすんだピンクを選定しました。

リラックスした風通しの良いおしゃれな空間に訪れて髪を切ってもらいたい、と思ってもらえるような配色を目指しました。

■デザイン

ターゲット層は「ヘアスタイルにこだわりがある方」 = 「おしゃれに関心が強い方」。今時のおしゃれさやミニマルさを表現できるように情報が多いながらも余白をつくることを意識しました。

また、高級感を出すときに使われやすい明朝体をあえて極力使わないようにするなどの工夫をしました。


■情報設計

ユーザーの心を引きつけやすいクーポン情報を表面に、地図を裏面に変更する代わりに、「銀座駅徒歩5分」のテキストを比較的目に止まりやすい位置に追加しました。

また、「30%MAXOFF」は一番見てほしい訴求なので、数字を巨大にして、ボタニカルで上品な印象を与えるあしらいのイラストで囲み、視線誘導を図りました。


| 制作を通して学んだこと

1. 見たい人に何も考えずに理解してもらう工夫について

例えば、「クーポンは切り取り線にする」「表面裏面の両方の箇所で登場する、30%OFFのデザインは統一させる」など、同じ情報を同じデザインを繰り返し使うことで、見た人が瞬時に理解できるようにデザインすることが、デザイナーにとって大切な意識のひとつであることを学びました。

2. 情報の強弱の付け方について

決まったスペースの中で、結構多くの情報を盛り込む必要があるので、Webデザイン以上に「何を一番伝えたいか?」を考えて大袈裟なくらいに伝えたい情報と補足情報の差をつけることの重要性を学びました。