【IT総務】ケータリング事務のクラウド化など、情報システムの構築・運用
社内の事務作業をクラウド化・他拠点でやりとり可能に(2013年)
ケータリングサービスを営むベンチャー企業の創業直後に参画。
それまでオフラインのExcelでやりとりされていた社内データやスケジュールを
すべてMicrosoftのクラウドサービスOnedriveで管理・共有体制に移行。
メールシステムも、共有アドレスをGmailから全社員が使用可能にしたことで
担当不在時のお客様への対応などを、他社員がフレキシブルに行えるようにいたしました。
2013年の段階で事務作業は、ほぼ、クラウドでの完結を可能にいたしました。
写真等のデータをNASに移行。全社員が閲覧・利用可能になり、デザイン・総務などの業務もクラウドから可能に(2014年)
「ケータリングイベント現場の写真」は提案・広報にとって非常に重要です。
それまでオフラインで蓄積されていた、現場写真をすべてsynlogyのNAS(ネットワークハードディスク)へ移行。
さらに、バックアップとクラウドからのアクセスを可能にするためにOnedriveへの自動同期をするように設定いたしました。
写真には、イベント・料理情報などのタグをつけて管理いたしました。
全社員が自分のパソコンから、シームレスに利用したい写真を検索し、見つけることができるようになり、とても喜ばれました。
写真の他にも、総務やデザインなど、会社の全データをNASと
クラウドでアクセスできるようにしたため、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発令時は、ほぼ何も準備をすることなく、在宅ワークが可能でした。
プランナーの提案営業資料のデザインを整え、
効率化・好印象化(随時)
ケータリングプランナー(営業担当)が使用するメニュー提案資料も、あらかじめグラフィックデザインを整え、必要なパーツを入れ替えて、一部の内容を書き換えるだけで、きれいに見やすい提案資料になるテンプレートを作成しました。
プランナーの作業時間が大幅に短縮され、「おしゃれ」「わかりやすい」と好印象で、受注アップにつながりました。
ビジネスフォンを海外製IP電話に置き換え、費用削減・拠点自由に(2019年)
本部オフィスの、ビジネスフォンの新調が必要になりました。
10人程度の小規模でも、通常、ビジネスフォンの新規導入は数十万円~百万円の費用が必要になります。
さらに今後、オフィス移転やのサイズ変更などがあるたびに、工事費が必要になるのまた、あまり効率的はないと思いました。
そこで、クラウドPBX(ビジネスフォンのクラウド版)の導入を徹底調査。
アメリカでは既にメジャーなサービスでしたが、日本では電話会社やビジネスフォン導入会社のビジネスモデルによる制限が多く、提供サービスが限られていました。
結果、アメリカのGrandstreamというメーカーのIP電話機を輸入して、クラウドPBXプロバイダに接続をして、利用する体制を構築いたしました。
10/1の初期費用削減につながり、ランニングコストも削減できました。
この後、各拠点に縛られずに電話の応対ができるようになり、
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言時にも、非常にフレキシブルな対応が可能となりました。