VRコンテンツ制作「花火人」
作品URL:https://vrch.at/xp8mu6rp 制作期間:2024年5月~10月 担当箇所:一部機能のプログラミング、提出映像の編集 制作ツール:Unity、VRChat Creator Companion
概要
作品URL:https://vrch.at/xp8mu6rp
本作品は、IVRC(Interverse Virtual Reality Challenge)という大会のメタバース部門に向けて作ったコンテンツです。製作期間は6か月かかり、VR空間内で自身が花火となって全身を使って思う存分爆発、自己表現をしてもらうというVRコンテンツになっています。
コンテンツ内容
このコンテンツの説明動画はこちらになっています。VR空間に入ったら、まず自分が作る花火の色と形を決めます。色は2種類選ぶことができ、花火の中心とその周りに選んだ色が適応されます。
次に、花火玉への参加登録をします。参加する人が4人集まるとスタートボタンの役割である太鼓が出てくるのでそれを叩くと、4人とも花火玉の中にワープします。
花火玉の中で体を動かすと、白いゲージと赤いゲージが増えます。白いゲージは今どれくらいの勢いで体を動かしているのかを示しており、赤いゲージはどれだけ体を動かしたかという白いゲージが示す長さの総量となっています。
そして、花火玉の中で一定時間経つと花火玉から上空へ放出されます。この時、上空へ放出される前の赤いゲージの長さに合わせて花火玉の大きさが決まるようになっています。また、手から小さい花火を出せるのでそれにより作った花火に彩りを加えることができます。自分達が花火になってる様子を後から写真で見ることもできます。
担当箇所
自分が担当したのは、花火玉の中にワープした後で体を動かしたときの白いゲージと赤いゲージの表示です。白いゲージは1フレーム前後のアバターのボーン位置の差分の総和を求め、赤いゲージは白いゲージを示すときに出した値の総和を求めて表示しました。
こだわった点は赤いゲージは表示を分かりやすし、白いゲージは動いているときの勢いを表現することでした。赤いゲージは花火玉の大きさへの指標になるものなので、とにかく分かりやすくすることを心がけました。対しての白いゲージは体を動かしているときの暴れている様子をゲージとして表現したいと考えたので、分かりやすさよりもゲージがアップダウンする勢いを表示することに注力しました。
また、コンテンツ内容の箇所で出した説明動画作成時の編集もしました。目指したのは、動画を見た後に実際にコンテンツで遊びたいと思ってもらえるような動画です。コンテンツの遊び方を分かりやすく表示するために、遊び方の各ステップではできるだけ同じ画角の映像だけを使うことで、見た人に今がどのステップなのか混乱しづらいようにしました。