ノベルゲーム制作「ANIMA」
作品URL:https://novelgame.jp/games/show/8925 制作期間:2023年4月~11月 担当箇所:企画進行、シナリオ 、ゲーム実装 制作ツール:TyranoBuilder、GitHub、SouceTree
概要
作品URL:https://novelgame.jp/games/show/8925
本作品は、大学祭での展示に向けてサークル内で立ち上げた企画です。制作期間は8か月かかりました。主人公は友達に誘われて裏山へ行くと1体の動物を拾うことになり、その動物について話が展開されることになります。
企画の狙い
このノベルゲーム企画を立ち上げた時の狙いとしては、できるだけ多くのサークルメンバーと一緒に、チーム全体の希望に沿ったものを作り上げることでした。ノベルゲームを作るときの役割分担としてはシナリオ、ゲーム実装、イラスト、音楽に大別できます。
この時にシナリオを自分1人で作ってしまうと他にシナリオをやりたい人がいた場合に参加できないという問題がありました。また、もし複数のシナリオ担当が違うシナリオをそれぞれで作ってしまうと1つのノベルゲームにした時に全然違う話が1つのゲームに入っていることになってしまいます。
そして、今回の企画ではシナリオを担当する人にゲーム実装をしてもらうことで、シナリオに合わせたゲーム演出を作ってもらうつもりでした。しかし、シナリオ希望でゲーム実装のためにプログラミングも扱える人はサークル内にほとんどいないという問題もありました。
まず1つ目の問題は自分が大枠のストーリーラインを作ってその中でシナリオ担当が自由に作ってもらうことにしました。具体的には、1体の動物を拾ってその動物についての話が展開されるという部分は共通でどんな動物を拾うのか、どんな物語にするかはそれぞれのシナリオ担当に任せました。
2つ目の問題はプログラミングを必要としないTyranoBuilderというソフトでノベルゲームを作ることにしました。TyranoBuilderは複数人での実装作業を想定してはいなかったので、ファイルの進行状況共有のためにGitHubとSouceTreeも使っていました。
企画進行
企画進行で気を付けていたことは最終的な目標に対して小さな目標を設定し続けていたことと週に1回は進捗報告会を行っていたことです。最終的な目標は11月の大学祭での展示でしたが、企画を立ち上げたのが4月だったので製作期間が半年以上ありました。自分が予想していたのが、製作期間が長くなることでチームメンバーが離れたり制作が中だるみすることでした。
そこでやっていたことの1つ目が最終的な目標に対して小さな目標を設定し続けていたことです。小さな目標としてはテスト版を5月までに作る、話の中の2日目までを8月中に作るなどを掲げていました。また、この目標を進捗報告会の最初に確認することで全員が共通意識を持ち続けれるようにしました。
2つ目が週に1回は必ず進捗報告会をしていたことです。進捗報告会を大体のメンバーが集まれる日に固定することでチームメンバーが離れづらくすると同時に進行が中だるみしないように心がけていました。