Raspberry Piを使用したLINEbotの作成

OVERVIEW

IoT技術的なことをやってみる。

YEAR 2021


1. 制作物の動作概要

ラズパイにngrokとWebhhokを利用してLINEmessagingAPIが動作する環境を用意し、デバイス(スマホやPC)から「LINEトーク」の対話形式でラズベリーパイにコマンドを送るシステム。

今回用意したコマンドは「モーションカメラ」,「ラズパイCPU温度測定」,「カチューシャ(サウンド)」,「じゃんけん(ミニゲーム)」,「人感センサー」,「カメラ(撮影)」の6つ。

2.使用した技術

・ngrok

・Webhook

・LINEmessagingAPI

・Python3.x


3.用意した機器

・RasberryPiZero

・ブレッドボード

・ジャンパー

・人感センサー

・ブザー

・RasberryPiカメラ

・スマートフォン(LINE)

4.苦労したエピソード

まずは、ラズパイ内に構築するLINEmessagingAPIの環境作りである。特にLINEmessagingAPIで指定するwebhook先のサーバーをラズベリーパイ内で構築するところが、最初の大きな躓きであった。しかし、「ngrok」と呼ばれるwebhookを利用するためのpublicURLを発行してくれるサービスを使うことにより解決した。次に苦労した点は、LINEBOTを細かく扱うことができる「line-bot-sdk」と呼ばれるパッケージの活用だ。これはオープンソースであるため、web上にはある程度の使い方や作品例などは挙がっていた。だが、上記で挙げたコマンドを実装するのには0からコーディングする必要があった。ソースコードの実例がない中で仕上げたため、自慢できる点でもある。