2022年の夏に大学のプログラムに参加しました。その中で作成したワーケーションのためのマッチングアプリについて紹介します。このアプリはプログラム中に出会った3人でチームを組んで開発を行いました。
なぜ作ったのか
「ワーケーション」とは、ワークとバケーションを組み合わせた造語で、普段の仕事場所とは違う旅行先で旅を楽しみながら仕事をすることを意味します。コロナ禍のリモートワークの影響を受けて近年人気が高まりつつあり、生産性の向上やストレス低減の効果,ワークライフバランスの充実が期待され,新しい働き方のスタイルとして広まっています。
私たちのチームは、流行りつつあるワーケーションをさらに新しいカタチにすることで、より良い学びが生まれる体験にしたいと考えました。私の身の回りでも、新しい人との出会い・アイディアや刺激を求めてる人が多く、そういった人の需要を「ワーケーションのマッチング」というサービスで満たせるのではないかと考えました。
作ったもの
ワーケーションをしたい人をつなげるサービスとしてマッチングアプリを制作しました。ここではアプリの画面の説明をしていきます。
まず、ユーザーはサインアップを行い、ログインすることになります。ログインすると登録されているユーザーのリストが表示されます。リストから任意のユーザーをタップすると詳細情報が確認でき、ワーケーション実績からこれまでの旅でどのようなワークをしてきたかを確認することができます。
マッチングアプリに必須のチャット機能についても開発を行いました。2つの端末でチャットが行えていることがわかります。
また、気になった人をいいねするとワーケーション先や日程,宿泊先などを自動調整できるような機能の追加を検討していました(下のデモ動画はイメージになります)。この機能を通して従来面倒であったワーケーションの手続きを簡単にすることや地方の宿泊先やコワーキングスペースとの提携も検討できると考えていました。
どのように作ったか
今回はスマホアプリの開発ということで、flutterを使用して実装を行いました。また、データベースとしてfirebaseを用いました。私は、主にアカウント情報の登録の部分とチャット機能を実装しました。
チームでは私が最も開発に慣れていたため、PM的な役割を担うとともに、タスクの中でも比較的難しいものに積極的にトライしました。notionなどを活用して、毎週のmtgで進捗管理を行いました。
参加してみての感想
はじめてのflutterで勉強するところはかなり多かったですが、がんばって当初思い描いていた機能をほとんど実装することができました。一方でデザインをあまりこだわれず、初心者感が拭えないようなものになってしまったので、そのあたりを責任をもってやりたかったなと思いました。
チームとしての開発活動もとても楽しかったので、これからも定期的に行っていきたいと思います。