フライヤー制作（課題）

○クライアント情報

クライアント名：SHE Tokyo

銀座に拠点を構える、骨格理論に基づいた提案が売りの美容院。オーダーにそのまま応えるのではなく、一人ひとりの骨格や髪質に合わせて最大限に似合うようにカスタマイズして仕上げることを得意としている。

ご依頼内容：

美容院のオープンに合わせて特別キャンペーンを行うため、ポスティング用のフライヤー制作をご依頼。

○要件

ターゲット：少し高めの料金設定であっても確かな腕のスタイリストに担当してもらいたい、ヘアスタイルにこだわりのある方。

▷料金の安さよりも質の高さを求め、みんなと同じよりも自分だけのスタイルを求める方だと推測される。

目的：オープン/キャンペーンの告知をすることで新規会員を多く獲得すること。認知を得ること。

▷特別感や質の高さは守りつつ、会員になりたいと思ってもらえるようなアピール。周りの人との会話の話題にあがるようなアピールが良いと考えられる。

ターゲットと目的から考えるゴール：

①自分だけの特別感や質の高さをアピールする。

②自分もこうなりたいと思ってもらう。

ペルソナ：法隆京子（28）

・ファッション関係の職業に就いている。好きな雑誌はar。

・美容やファッションにはお金と時間をかけることを惜しまず、モデルや美容師のインスタグラムを頻繁にチェックしている。

・美容院に行った後はいつもなんだかしっくりこないような気がしている。

・担当してくれている美容師の独立に伴い、今後利用する美容院をどこにするか考えている。

○デザインカンプの作成

◎ユーザーストーリー

表面

裏面

◎作成したデザインカンプ

表面

裏面

○工夫点

◉目的・ターゲットからみせ方を工夫する

制作物はキャンペーンとオープンをお知らせするフライヤーだが、クライアントの自身のある点やターゲットの傾向から、「キャンペーン」よりも「オープン」を強く押し出す方向性でのデザインをご提案しました。

料金の安さよりも質の良さを重視している方をターゲットに想定しているため、「安さ」「お得さ」よりも「憧れ」や「洗練さ」をアピールするデザインとして、ビジュアルとして印象に残りやすい雑誌風のデザインをご提案しました。

○制作を通して学んだこと

◉コンセプト・世界観を統一する

印刷物は、表裏・ページがあるものはすべてのページを合わせて一つの制作物であることを意識し、コンセプトや世界観を制作物全体を通して一貫させることが重要だと改めて学びました。そのために、制作中に一覧を並べて見たり順番に表示したりして、手に取る人の目線に立って制作物を眺めることも忘れないようにしたいです。